バラを中心に
前回に続き、練馬の光が丘にある「四季の香ローズガーデン」の様子です。
ハロウィンのデコレーションが楽しいです。
このコーナーの周囲に、こちらの庭のシンボルローズ「四季の香」がまとめて植えられています。
「四季の香」黄色とピンクでハロウィンの雰囲気にもあっている感じ。
バラ園と奥がハーブ園。
やはり春よりは地味目です。花つきもまばらで、小ぶりなものが多かった。
でも一つ一つ、香りをかぎながら見ていくのは至福。
ジャスト・ジョーイ
この日は気持ちの良い快晴だったのですが、陽が当たりすぎて、写真を撮るのが難しかった。
カクテル
他のバラはちょっと元気がなかったりするのですが、ノックアウトシリーズだけは、みんな元気。お名前通り(病気も害虫もノックアウト)丈夫ですね。
ピンクノックアウト
アイ・オブ・ザ・タイガー
Christopher H. Warner作出(イギリス)
こちらはきれいに咲いているのを初めて見た気がします。
クー・ドゥ・クール
京成バラ園で作られたバラ。
花びらの先が尖っているのが印象的。こういう花びらを「宝珠弁」と呼ぶそう。
右側の花びらが特に宝珠の形に見えています。
宝珠というのは、願いがかなう不思議な宝の玉。玉ねぎのような形(時には周りを炎が囲む)の意匠は仏教関係の建物などで見かけます。
橋の欄干の擬宝珠とか、全体的に丸っこくて先端がちょっと尖っている形って、なんだか可愛いです。ピチョンくんとか、もう知る人の少ないデイリークイーンのソフトクリームとか・・・
さらに中央の濃いピンクは「アイライン」というそうです。
一つ前のアイ・オブ・ザ・タイガーも中央に赤い模様が入り、こういうバラを「アイローズ(中央の模様が目のようなので)」と呼ぶのですが、中央のアイが丸い形でなく、先が細く尖って放射状に出るのを「アイライン」と表現。
バラの世界、色々と奥深いです。
お名前の「クー・ド・クール」とは、フランス語で「一目惚れ」という意味。
キリッとした可愛らしさが新鮮です。
たおやかに咲いていた「マリー・パヴィエ」
フランス Alphonse Alégatière 作出 1888年
昔からあるバラなんですね。
お名前は人名のようなので、ネットで調べたところ17世紀初頭にフランスで活躍したカリグラファーのマリー・パヴィエさんという方がいました。
この方にちなんだお名前なのかな?
ペンで美しく文字を書く「カリグラフィ」、習ってみたいなと思ったことがあります。
クルクルした曲線の美しい飾り文字のイメージとバラがあっている気がしますが、どうでしょう?
まだバラはつぼみもたくさんあったので、しばらく楽しめそうです。
最後に私の好きな草たちも。
ウチのベランダにもあるワイルドオーツ。暴れるのか束ねられていました。
ウチのも実が同じく枯れ色になりました。
この赤い葉っぱの猫じゃらし風「パープル ファウンテングラス」
石神井公園の花屋に売っていて、欲しかったんですよね・・・
やっぱりいいな〜
花屋で撮った写真↓
それほど大きな鉢ではないです。1980円ってちょっとためらうお値段ですよね・・・
家に戻って調べたら、意外にも耐寒性がなくて、冬越しが難しい、と書いてありました。
冬の間、家の中にいくつも鉢を入れるのは気が進まないし・・・と見送ったのです。
また来年、検討しようかな。
もう花屋にビオラやパンジーが出てきましたね。
ビオラはマストなんだけれど、今年はまた植えるか迷っていて球根は買っていません。
夏の花たちもまだ元気だし、春の花計画、どうしようかな・・・