神奈川県立近代美術館

葉山散歩 1

葉山に写真展を見に行ってきました。

この美術館は海ぎわに建っていてロケーションが良く、気持ちがいいのだけれど、家から行くには遠い。
逗子駅からバスで20分ほど。電車を乗り継いで、駅からまたバスに乗るというのが、どうも面倒に思えて、なかなか行けない。

 

今回もずっと行きたいな〜と思いつつ、6月から展示がはじまったのに、もう会期も終わりに近づいてやっと行く気になってやってきました。

 

もっと早く出て、開館前に海岸散歩でもしようと思ったのに、起きれなかった。
美術館に着いたのが昼前だったので、いきなりレストランでランチ。
すぐに満席になったから、まぁ正解かな。

海を眺められるレストランは人気があります。

曇天。暑くなくてよかったけれど、晴れていたら、海がもっとキラキラしかったでしょうね。
食事は、ハンバーグにしました。しっかりした味でおいしかった。

 

さて、展示。撮影OKでした。

アレック・ソスは1969年アメリカ、ミネソタ州ミネアポリス生まれ。
コンセプトに基づいたプロジェクトとして旅をし、自然や人々を撮影する現代写真家。


ドキュメンタリー写真のような手法だけれど、印象としては風景も人も等価で、静かな雰囲気。押し付けがましさがなく、詩的な感じがする。

 

今回の展示は、アメリカを題材とする5つのシリーズで構成されており、その一つの〈 Broken Manual 〉を撮影するソスの旅を追ったドキュメンタリー映画「Somewhere to Dsiappear」の上映もありました。

 

動物写真家とか山岳写真家とか、撮る対象が決まっているのと違って、何を撮るのかを決めて、キーワードを出し、そのコンセプトにしたがって(偶然の出逢いに導かれることもある)各地を旅しながら取材して撮影していくスタイル。

〈 Broken Manual 〉は、社会を離れ、荒野や洞窟などに隠れるようにして住む人々を取材したプロジェクトで、ソス自身の引きこもりや逃避に対する願望が反映されている。

ソスのファンタジーに基づく、いかにして社会から逃避し、隠れて暮らすかというマニュアル本のように作り込んだアートブックの作成やワークショップなども含めてのプロジェクトらしいのだけれど、不勉強なのもあって、その辺りは今ひとつ見えてこなかった。

 

洞窟の家

 

アメリカには人知れず隠遁して暮らせるような場所があちこちにあるみたい。
映画「ノマドランド」を思い出す。

 

「社会を離れ、誰もいない場所で一人で自然と生きる」

完全な自由、自然との一体感・・・

そこまでワイルドでなくても、ゴーストランチのジョージア・オキーフの家とか。

そんなイメージへの憧れはある。実践は無理だと思うけれど。

 

静かで詩的な作品が美術館の雰囲気に合っていました。
展覧会を見た後、美術館の周りをちょっと散歩しました。