フランス式整形庭園、日本庭園など
先日、新宿御苑温室を覗いた後、園内を散歩しました。
まだ開館していませんが、新しい展示施設がだいぶ出来上がってきています。
この日はフランス式整形庭園の方へちょっと行ってみました。
プラタナス。これから黄葉してくるとまた雰囲気が良くなりそう。
芝地の周りを囲んでいるのは色々な種類のバラです。
もうすぐ秋バラの季節ですね。
ここは↑ もう一つ上の写真を見るとわかると思いますが、生垣、バラ、生垣と芝地周りに三重の縁取りがあるので、バラに近寄って花の香りを嗅ぐことができないのがちょっと残念なのです。
↓こちらは、菊の展示用の建物を作っているところ。
新宿御苑では11月に皇室由来の菊花壇展が催されます。
様々な種類の菊が展示されますが、中でも見事なのは、一本の株に数百輪もの花を咲かせた大作。
菊栽培の専門の職人さんが一年がかりで仕立てたものです。
この枠組みに障子屋根がつけられ、木材や竹などを使って美しく囲った上屋という風雅な建物がいくつか並びます。
紫の幕が張られ、朱色の揚巻房が垂らされた中に、工芸品のように整えられた菊が飾られた様は本当に格式があって、目を見張るものがあります。
日本庭園
風情のあるススキ
満月の夜に歩いたら素敵だろうな・・・
ふとススキの足元をみたら、ナンバンギセル(南蛮煙管)がたくさん出ていました。
前にも書きましたが、「思い草」という可愛らしい別名もあるのですが・・・
寄生植物は独特な雰囲気がありますね。
こちらは野原のような雰囲気になっている箇所に群生して咲いていたキンミズヒキ(金水引)
新宿御苑はかなり広いのでなかなか回りきれず。
こちらは「西休憩所の前の原っぱ」と呼ばれているみたい。初めて知りました。
そういえば、早朝開園の案内がありました。
土日祝日のみ、10月30日までは、朝7:00から開園するそう。
期間中に一度行ってみたいと思います。