久しぶりの小石川植物園。
前回植物園に行ったのは、7月末なので、1ヶ月以上も行っていませんでした。
温室から見ていきます。
冷温室前のフジアザミに花がいっぱいついているけど、花色が白い。
フジザミの花ってピンク系だと思っていたのですが、これはシロバナなのかな。
この日は、木陰に入ると涼しくて空気も乾燥して風が気持ちよかったけれど、太陽の下はまだ暑い。温室の中も暑いので、サーっと見ていきました。
このトゲトゲは何の実?
鉢が隣接して並べてあるので、幹を伝ってよく確かめないと。
意外な花だったので、再度たどり直しましたが、ヒメアリアケカズラ(姫有明蔓)の実でした。
これは多分初めてみた花
キバナヨウラクカズラ(黄花瓔珞蔓)
「瓔珞」とは元はインドの貴族の装身具で、それが仏教に取り入れられて、菩薩の装身具や仏堂、仏壇などの飾りとなったものをいうそうです。
白いランが咲いていました。名札は読み取れず。
久しぶりに来たら、冷温室前と高地側の奥に新しいベンチが設置されていました。
他にも増設されているかもしれません。
この辺にあったらいいのにな、と思っていたところに設置されたので、嬉しい。
背に寄付をされた方のネームプレートがついています。
石神井公園などにもこうした寄付によるベンチが置かれていて、寄付した方の言葉が入っていたりします。
すてきな言葉だな、と思うものもあるけれど、こうしてシンプルに寄付された方のお名前が入っているだけの方が、いいな・・・
言葉から誘発されたイメージに気分が左右されたりせずに、そこに座ってただ景色を楽しんだり、自分の思いにふけることができるので。
高地側から下へと降りていく途中、もうカラスウリが色づいていました。
ツルボも咲いている。
萩と仙人草
そして彼岸花が咲き出していました。
正門に近い辺りはかなり咲いていますが、見頃は今週末くらいかな。
彼岸花にはよく黒いアゲハ蝶が来ています。
黒と赤で妖艶な感じ。でも近づくとすぐ蝶はどこかへ飛んでいってしまう。
人影を感知するから?
それにしても彼岸花に来るのはだいたいアゲハ蝶のような気がします。
アゲハ蝶は他の蝶と違って赤い色がよく見えるからという説もあります。
つい人間の感覚で擬人化して考えてしまうけれど、昆虫が見ている世界というのはどんななんでしょうね。