6月末の日比谷公園 2

ユリと展覧会

日比谷図書館を目指して日比谷公園内を皇居側から奥へと進みます。
例によって方向音痴なのであれれ?となってきた頃、木々の間に白い花影が。

何だろうと近づいてびっくり。夥しい数のユリです。

最初に見つけた一角だけでなく、あたり一面ユリの花。

場所は鶴の噴水のある雲形池に沿った地帯。いい香りもしています。

 

もう少し早い方がベストな状態だった感じですが、まだまだつぼみもいっぱいです。

解説板があって、以前四季の香ローズガーデンのユリについて書いたときに触れましたが、やはりシーボルトの紹介などがありつつ、明治期に日本のユリが海外に渡って、様々なハイブリッド種が作出され、逆輸入されているとありました。

 

 

日本に自生するユリは15種あり、半数は固有種だそうです。

自生ユリの植えてある一角もありました。

コオニユリ

 

華やかで大輪のハイブリッドリリーたち

サロンノ

ホワイトアイズ

ニンフ

コンペティション

マジックスター

ブルネロ

来年は忘れずにもう少し早めに来ることにします。

 

日比谷図書館の展示は
鹿島茂コレクション2 『稀書探訪』の旅(後期)

ANA機内誌『翼の王国』に掲載されていた鹿島氏による連載「稀書探訪」で取り上げた19世紀のフランスの稀覯本の展示です。

挿絵本や地誌・風俗画、風刺画の入った新聞、絵本、モードのグラフィック資料など色々。

 

展示には解説がついていて、読むと面白いのだけれど、字が細かくてつらい。
素養があれば、知的興奮をもっと楽しめると思うのですが、残念ながらなんの知識もなく、
ただきれいな印刷物が見たいくらいのレベル。
こういう時、何につけ若い頃にもっと勉強しておけばよかったと思うのですよね・・・

それでもコレクションのために散財して自己破産寸前に到ったこともあるという鹿島氏の40年に及ぶコレクションの旅の悲喜交々が伝わってきます。

 

思いがけない場所で、破格にお安く良品が手に入った喜びとか、長年探していたものにとうとう巡り合った興奮。
既存の知識が入手した書籍の図版によって、途端に立体的になり、断片的だった知識がつながり腑に落ちる快感。

 

オークションで思い切った値をつけて、競り落としたと思ったら、どこかの美術館だか博物館に横取りされたり・・・

想像だけど、そんな時は悔しいけれど、一方では大変な散財をせずに済んだという安堵もちょっぴりあるのかもしれないですね〜
(高価な服を思い切って買うぞ、と思ったのにサイズがなかったりすると悔しい反面ほっとしたり・・・でもやっぱり悔しくなって別のものを買っちゃったり・・・それとは違うか?)

後先考えず、欲しいとなったら止まらない。競り落とした悦びの直後に一体どうやって支払うのかと・・・コレクターは天国と地獄を行ったり来たりかな?

 

定員締め切りになってしまっているけれど、7月3日には荒俣宏さんとの対談も。講座のタイトルも、やっぱり「天使はほほえみ、悪魔はささやく/終わりのない古書探しの旅Ⅱ」

はまっちゃった人の話、聞きたかったな〜

 

最初の部屋は撮影OKだったので、ちょっとだけ。

観覧料たったの300円なのに、見応え十分。

カラー見開きのある展示作品一覧までくれます。

千代田区日比谷図書館文化館 1階特別展示室 7/17まで

 

kusagasuki.hatenablog.com