6月末の日比谷公園 1

映画と散歩

連日、凄まじい暑さです。

急に思い立って休みを取ったものの、外歩きはちょとな・・・と思い、映画を見に出かけました。

コロナ前は、年に50本ほどの映画を映画館で見ていたのに、コロナ自粛中、暇ができると公園か植物園に通っていたのもあって、2時間くらいでも室内にこもって映画を見る気がせず、映画館から足が遠のいていました。
このところ『トップガン』『ザ ロスト・シティ』と立て続けに見たら、またちょっと行く気になってきました。


でも今は、小難しいのとか後味の悪そうな映画は嫌だし、ドキュメンタリーも気分じゃないしと、散々迷って、「メタモルフォーゼの縁側」を見ることにしました。

漫画が原作というのとストーリーはざっくりは知っていたので、だいたいこんな感じかなと予想していたのですが、思っていたよりもずっと良かったです。


17歳の女子高生と75歳の老婦人が友達になるお話。
主演は芦田愛菜さんと宮本信子さん。
見終わって、気分がよかった。いいものを見た満足感に満たされました。

もう一本何か観ようかと思っていたけれど、余韻を消したくなかったので、日比谷公園を散歩しつつ、日比谷図書館でやっている展覧会を見に行くことにしました。

 

皇居に近い方から公園に入って行きました。

真夏な感じ。

アガパンサスが涼しげ。

意外にもバラがまだたくさん咲いていました。

ピンクのバラは「ローズうらら」

うらら! 何と、芦田愛菜さんが演じる役と同じ名前。

 

この高いビルの中の映画館で見ました。

映画館は4階ですけれど。

 

白いアガパンサスジューンブライド

 

前に、港の見える丘公園のバラを紹介した時に書いた、ミスター・ローズが咲いていました。

「日本のバラの父」といわれた鈴木省三氏の生誕100年を記念して作られたバラです。こんなところでお会いできるとは。
炎天下で気の毒ですが、元気に咲いています。

フランス メイアン社のバラ「ゴールド バニー」

 

アカンサス モリスがあちこちに植えられています。

このアカンサス(ハアザミ/葉薊)の葉っぱは意匠化されて、ギリシャ建築の円柱の飾りとか、建築物や内装を始め、様々なものに使われています。

 

炎天下で植え込み作業をしている方達がいました。
美しい公園を維持するのは大変です。熱中症に気をつけて・・・

日比谷公園には度々来ていますが、いつも同じあたりにしか行かないので、こんなにあちこちに花壇があって色々な花が楽しめると知りませんでした。

この日はさらに、びっくりするほどたくさん花が咲いている地帯を見つけたので、次回に。