儚いもの

オカメザサ

小石川植物園のホームページで萱草が開花、とあったので見に行きました。

(でもまだ早過ぎた。咲いていたのは、本館の植え込みのものだけでした)

 

低地側をゆっくり歩いていたら「!」

オカメザサです。

オカメザサについては前にも書きましたが、名前の由来は酉の市でおかめの面や千両箱などを吊り下げて縁起物として売っていたことによります。

 

ササと名前がついていますが、タケの一種です。
タケとササの違いは、タケノコにある薄皮が早いうちに枯れて脱落するのがタケで、ササは成長しても薄皮がついたまま。

オカメザサのタケノコは4〜6月頃に出てくるそうで、ちょうどタケノコが伸びてきたところでした。

 

そして前夜の雨の名残りが・・・

写真を撮ったのですが、なかなかピントが合いません。

しゃがみこんで何枚も写真を撮ってようやくこんな感じ。
脇を通る人は一体何を撮ってるのかと怪しんでいたかもしれませんが、露に目をとめる人はいませんでした。

かわいい♡ その辺りに生えているタケノコたち、みんな水滴の飾りをつけていました。

このまま永久保存したいと思ったけれど、散ってしまうからこそ儚くも美しく心惹かれるのですね・・・