日曜日、また夕方から石神井公園へ散歩に行きました。
寝不足で、電車の中でちょっと目を閉じていたつもりだったのに、気づいたら、一駅先の大泉学園だった・・・
朝昼、大したものも食べていなかったので、駅についたら急に空腹を感じて、パンでも買うかな・・・と商店街の方へ歩いて行ったら、ちょうど蕎麦屋の店員さんが、外に出て暖簾をかけているのが目に入り、半端な時間だけど、入ってしまった。
時刻は4時半。誰もきません。駅近の蕎麦屋「稲田屋」。ここではほぼいつも同じものしか食べません。
揚げなすと小海老の天ぷらの乗ったお蕎麦。あったいか冷たいかのどっちか。
この日は冷たい方。最近、食べ順にちょっとこだわっているので、湯葉入りのサラダも追加。
お腹が満たされて、落ち着いたので、ゆるゆる散歩開始。
入り口付近の湿地にヒモで囲ってある場所があって、ちょっと風情のある草が生えています。
ドクダミと一緒に生えている
ヤガミスゲ(八神菅)
河川敷などや湿った草地に生えるカヤツリグサ科の植物。絶滅危惧種です。
もう草むらで盛んに鳴いている虫たちがいます。
「虫の声」というと秋のイメージだけど、春くらいから虫が鳴いている。いつも何の虫かな・・・? と思いつつわからないまま。
トンボも飛んでいました。
見かけないトンボと思ったけれど「これはパンダトンボだね」と何でも白黒ならパンダ〜ととりあえず命名。
本当の名前はコシアキトンボというらしい。それほど珍しいトンボではないみたい。
漢字で書くと「腰空蜻蛉」。
腰の部分だけが、白く空いているように見えるから。
池の上を短いホバリングを間に入れながら、ずっと行ったり来たり。別のトンボが通りかかったらものすごい勢いで後を追って飛んでいってしまった。
池には、鳥の姿がほとんど見えません。
オオハンゲ(大半夏)が咲いていました。
暗赤色のも。
三宝寺池ではサギとカイツブリが数羽いたけれど、鴨は全然いない。
どこかへ渡って行ってしまったのですね。
帰り道、石神井池の水鏡が夕方の光でちょっと雰囲気が違って見える。
ぽちゃんと水音がして、見たらカワセミがいたけれど、すぐにどこかへ飛んで行ってしまった。このあたりは立派な赤松が生えている。
行きがけに花屋を覗いて、狙いをつけていたカリブラコアの「レモンスライス」という黄色と白の縞々の花を買って帰ろうと思っていたのに、散歩後に行ったら、もう店がしまっていた・・・残念。
なんだか取り留めのない散歩でした。(散歩なんてそんなものだけれど)