朝、5時起きして横浜イングリッシュガーデンの早朝開園(8:00~)に行きました。
平日で曇天だったので、それほど混んでいません。
中央通路の奥に広がるローズ&シュラブガーデンは、黄色、オレンジ、ラヴェンダーなど7色のバラを主役に、灌木や大型宿根草を組み合わせたお庭です。
バラだけでなく、通年色々な花が楽しめます。
まずは入ってすぐ左手の黄色いバラのコーナーへ。
こちらは差し色にブルーや紫が使われています。
ブルーのベンチもアクセント
「田毎の月」↓
以前、梅の記事で、「田毎の月」の名前を持つ植物が3つ(梅、椿、バラ)ある話を書きました。
この「田毎の月」は、前回(2)のオレンジ色のバラ「アンゲリカ」と同じく吉池貞蔵氏作出のバラです。
クリアな印象の黄色が目を引きます。
そして今回気づいたのですが、近くにあったこちらの黄バラ
ほんのりピンクがさす美しいバラ。
こちらも月にちなむ名付けがされていました。
2012年 河合伸志氏作出「おぼろ月夜」
ぴったりの命名じゃないですか?
バラの名付けって、とてもロマンを感じます。
そしてこちらは入ってすぐ右手のオレンジ系のバラコーナー。
オレンジ、紫、マゼンタ・・・
こういう取り合わせも面白いですね。
すてきなバラがいっぱいで、全部の名前を調べて個別に撮りたい!
「イージー・ダズ・イット」(イージー・タイムとも)
2006年 Harkness作出(イギリス)
こちらのお庭は細部にも細やかな植栽がされています。
バラの時期は圧倒的な美しさに目が眩むようになってしまうのですが、時間をとってじっくりと見て行くとさまざまな発見、庭づくりのヒントが得られそうです。
迷路のような小道が巡らされています。背の高い木々に囲まれている所は、人が見えず、そこまで混んでいない時なら、まるで秘密の花園に紛れ込んだような気分になれます。
華やかな大輪のバラだけでなくて、愛らしい小花のバラもあって和みます。
こんな演出も
こちらのベンチは芝生の広場に面しています。
こうした開けた場所だけでなく、茂みの木陰とか、園内のあちこちに木製のベンチがあるので、座って小鳥の声を聴きながら、いい香りをかぐこともできます。
赤いバラに囲まれたガゼボも
園内では飲食はできないので、ランチは併設のカフェや外側の休憩スペースでいただくことができます。
チケットは一日券なので、早朝散歩後にランチは他所へ行って、夕方また戻ってくることもできますね。
次回はバラの開花期限定でオープンになる「ときめきガーデン」へ。