土曜日に川口の密蔵院に早咲きの桜を見に行った後、バスから見えた「花と緑の振興センター」へ向かいました。
バス通沿いにてくてく歩いていくと左右に植木屋さんが次々現れます。
そして植木溜が横道の奥の方へと広がっています。
あっちの小道、こっちの小道、心惹かれたのですが、あそこのも安行寒緋かな? と確かめにいった小道です。
こちらにも植木溜が広がっていました。
ピンクの花は桜でなく、桃でした。
来た道を戻ります。
バス通へ戻って歩いていくと、今度は右側の横道沿いにミモザが咲いていたりして心惹かれる植木溜がありました。
生垣の濃いピンク、なんだろうと近づいてみました。
ツツジのようですが、樹形や咲き方の雰囲気がちょっと違います。
ウロウロしていたら、植木の手入れをしている人が来たので、伺ってみたところ、ツツジとシャクナゲを掛け合わせた「ヨシノツツジ(吉野躑躅)」だと、教えてくれました。
なるほど、シャクナゲの咲き方に似ています。後で調べたら、ツツジと名前がつきますが、園芸種として小型のシャクナゲに分類されていました。
もっと道の奥へ行きたかったのですが、あまり道草すると戻って歩くのが辛くなりそうなので、途中で引き返しました。
こんな感じであたりは、植木屋さんだらけ
紅葉専門
川口の植木生産は、江戸時代に始まったと言われています。
関東ローム層の起伏に富んだ地形を生かし、多品目が栽培されていました。
明暦の大火(1657)の際に植木や萱などを運んで、江戸の復興に貢献したことや当時、自然樹形よりも植木屋が仕立てた造形樹が好まれたことから、大消費地江戸の植木ストックヤード・産地として、川口市安行を中心にさいたま市東部にかけて大きく発展したのだそうです。
途中の物流倉庫脇の空き地にも大きな早咲きの桜が咲いていました。近くの小さな神社の脇の木蓮も花盛り。
小さな木蓮なので、低いところにも花がたくさん。いい香り〜
さらに歩いていくと、興禅院というお寺がありました。
参道の脇の小さなモミジが見事な春紅葉
山門をくぐると横手に大きな木蓮
こちらのお寺には、桜「陽光」が咲いていました
「ちい散歩」で取り上げられた案内があって、「抱かれ地蔵」を見ました。
スダジイの木に包まれているお地蔵様
こちらのお寺には色々な植物が植えられていて、紅葉のころも良さそうです。
参道横に石仏の並ぶ散歩道がありました
石仏の前にリュウキンカ
珍しいな〜と思ったのですが、後で一重のですが、たくさん出会うことになりました。
お寺の周辺も花木が色々
植物好きには楽しい「植木の里」です。
散々道草しましたが、この後、花と緑の振興センターへ。