12月中旬の植物園 その1
19日に行った植物園は裸木になった木も多くなっていましたが、まだ名残の紅葉が楽しめました。
植物園入り口
前方、右側の木は前にも紹介したフクロミモクゲンジ
乾燥して、種も茶色に熟しました
上の道に散り積もっているのは、入り口左手のイチョウの葉 一体何枚くらいの葉っぱがつくものなんでしょう?
すぐ下に散るもの、遠くまで風で運ばれていくもの
温室方向へと上がる坂の左手にある、ジュラシックツリーは残念ながら、かなり枯れてきてしまっていました。
桜並木はもう葉っぱがありません
クリスマスにつきものの宿木
子供の頃、海外文学の中に出てくる宿木は長らく憧れの植物でした。イギリスのクリスマスマーケットでは、宿木を束にして売っていました。一度、家の中に飾ってみたいのですが、まだ果たしていません。
イロハカエデもだいぶ散っていましたが、見頃の木もありました
椿園がこれからだんだん賑やかになっていきます
サザンカ 歌枕
品種については、ハルサザンカとかタチカンツバキとか色々説があるみたいですが、
「歌枕」っていい名前ですね。
歌枕とは、和歌に詠まれた地名、名所のことです。
富士の峰
カメリア ドルピヘラ 油椿
アッサム茶
夕方の光が差し込んで、黄金色に輝いています
この時期になると、もう日本水仙が咲き出します
あちこちに万両や千両、南天など赤い実がなっていて、お正月っぽい
実が多い方から少ない方に、万両、千両、十両(藪柑子)というのは割合、馴染みがあると思いますが、
アリドオシ(蟻通)という植物があって、これが一両とも呼ばれるそう。
「千両、万両、有り通し」とお金がいつも有り続けて、困らないという縁起担ぎにもなっています。
また、唐橘(カラタチバナ)を百両、深山樒(ミヤマシキミ)を億両と呼ぶそうです。
定点観測
お気に入りのベンチのある場所からの眺め。
この日は先客がいたので、定点観測写真を撮っただけで、下側へと降りていきました。
続きは次回に。