ドイツ生まれのバラたち 1

光が丘の四季の香ローズガーデンの作出国がドイツのバラです。

1回目は名前が人名に由来するバラたち

ゲーテ・ローズ

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2010年 TANTAU
ドイツの文豪ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテに捧げられたバラです。

数々の恋をし、その体験を文学作品に昇華したゲーテ
恋愛に関する名言も色々あって、「二十代の恋は幻想である。三十代の恋は浮気である。人は四十歳に達して、初めて真のプラトニックな恋愛を知る。」という言葉も残していますが、74歳の時に19歳の女性に求婚したりしています。

情熱の赤、たくさんの花びらが重なる様子は多情のイメージ、暗すぎない赤だけれど、重厚な雰囲気が「文豪」ゲーテに合っているのかもしれません。

 

グレーテル

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2014年 コルデス

名前はグリム童話から。可愛らしいバラですね。おとぎの国っぽい。

バラのことは全く詳しくないので、撮影した時に近くの名札を撮ったものの、本当にそのバラか確信がなく、ネットで検索、確認をしていますが、時折、バラ用語とでもいう言葉に出会って、「?」となります。
このグレーテルは、「セルフクリーニング」のバラ。

 

「セルフクリーニング」とは、花が咲き終わると自然に花びらが散るという意味だそうです。知りませんでした。
枯れた花がいつまでも茎についていたりしないので、花殻の掃除をしなくてもきれいに見える。反面、花持ちが悪いとも言える。
花がバサッと散ってしまうというのは潔く贅沢な感じがします。でも、花が咲くまで大事に育てた人にはちょっとがっかりかな・・・
散った花びらの掃除も大変らしい。

アーチとか壁面に誘引したバラなど、高いところに咲かせているバラは花殻摘みが大変なので、セルフクリーニングのバラがいいのかもしれません。

 

ビバリー

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2007年 コルデス

名前の由来はちょっと調べたけれどわかりませんでした。

最初にみた時は、華やかで香りも良いので、ビバリーBeverly)という名前からロサンゼルスの高級住宅街のビバリーヒルズが思い浮かび、アメリカのバラかと思いました。

Beverlyは女性の名前でもあるので、「もしあなたの名前がBeverly なら、庭にBeverlyを植えたらすてきですよね?」と薦めているバラ販売サイトがありました。


そういえば、前回の「アメリカ生まれのバラ」で、「クィーン・エリザベス」を取り上げましたが、エリザベス女王の公邸・ウィンザー城の庭にクィーン・エリザベスが数千本栽培されているらしいです。
自分の名前由来の花があるって、すてきに思えますが、セルフイメージと違ったりすると微妙かな?

 

コンスタンツェ・モーツァルト

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2012年 コルデス
ウォルフガング・アマデウスモーツアルトの妻、コンスタンツェ生誕250年を記念して名付けられたバラ。

この撮影の時は開花状態のものがなくて、つぼみですが、開花すると淡いグレーピンクになるようです。

コンスタンツェは悪妻と言われていますが、そうではなかったという説も。この花姿、本人がみたらどう思うでしょうか?

 

ステファニー・グッテンベルク

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2011年 TANTAU

ステファニー・グッテンベルクは、子供たちの権利保護を支援する慈善活動家。1976年ミュンヘン生まれ。曾々祖父は、ドイツ帝国の鉄血宰相と言われたオットー・フォン・ビスマルク。上流貴族の家系で、5ヶ国語を話すそう。

夫も貴族の家系。メルケル内閣で国防相などを務めましたが、博士論文盗用スキャンダルで2011年に辞任。2017年に再び政治の世界に戻ったようです。セレブカップルですね。

ステファニーさんは、写真を見ると美人で可愛らしいところもあるけれど、鼻っ柱の強そうな元気な女性。
このバラのようなふんわり甘いピンクの服などは身につけない人に見えます。ピンクだったらフューシャピンクが似合うような人。
写真の見た目だけの印象だとミスマッチかな・・・
児童虐待児童ポルノの問題に取り組むガッツある姿の内に宿る慈母のような心を表しているのかも。
ご自身も二人の娘さんの母親です。
ご本人は自分の名前がついたこのバラのことをどう思っているのでしょうね?