あれっ? と最初に思ったのは土曜日に小石川植物園で、金木犀と思われる木につぼみがいっぱいついていたのを見た時。
家の近所の金木犀は9月中旬に咲いて1週間もしないうちに散ってしまいました。
なので、だいぶ遅咲きなのかな? 品種が違うのかな?と思いました。
そして日曜日に石神井公園に出かけた時、住宅沿いの道を歩いていたら、金木犀の香りが・・・
植え込みで、数本の金木犀が花を咲かせていました。
まだ若木だし少し日陰だからか、ここのは遅いのねと思いながら香りを楽しみました。
石神井池沿いに秋草を見ながら池の端まで歩いて、三宝寺池側へと道路を渡り、子供たちがザリガニ釣りをして遊ぶひょうたん池のある広場へと足を踏み入れると、また金木犀の香りが漂ってきました。
こちらには一本大きめの金木犀があります。
でも2週間ほど前に見た時はもう、花は全部散ってしまい、地面にオレンジ色の花が堆積していたはず。
ところが、やはりその木が花を咲かせていました。
あれは見間違いだったのかな? と思いながら木の下をうろうろ。
あ〜いい香り。
不思議だったので、家に帰ってネットで検索したら、金木犀が2度咲くことがあるという記事がいくつか出てきました。
ここ数年、2度咲くことも稀ではなくなってきているようです。
そして昨日、9月に入って、金木犀の香りが漂ってきて、あ〜もうそんな季節か・・・と感慨にふけった、通勤路沿いのお宅の金木犀が、また咲いていました。
こちらは、あっという間に散ってしまって、がっかりしたので見間違いではありません。
やっぱり2度咲くのですね。びっくりです。
そういえば、石神井公園の金木犀、何年か前にずいぶん遅く咲くのだな、と思ったことがあったけれど、あれは2度目の花だったのかも。
昨日は帰宅の時にも自転車で走っていると、空気の中に金木犀の香りが漂っているのが感じられました。
香りが2度楽しめて嬉しかったけれど、木が疲れてしまいそうですね。
それに、金木犀の香りで、今年も秋の入り口を入ったのだな〜としみじみ。
時の経つ速さに驚き、遠くに住む友人たちはどうしているだろうなどと感傷的になっていたのに、2度咲くのではなんだか締まらないですね。
これも温暖化のせいらしいです。
近所の金木犀