東京地方、今日は暑かったです。
風は爽やかなんだけれど、太陽光線がきつい。
ベランダで土の消毒をしているところなので、有り難くもあるのだけれど、散歩にはちょっと暑すぎでした。
10月に入りましたね。
先日百貨店に行ったら、もうお節の予約受付をしていました。
サンプルがずら〜っと並んでいて、予約の人の列ができていました!
年末調整の用紙配布のお知らせがあったし・・・急かされるなぁ。
いつもは播磨坂を下って植物園に行くのですが、パン屋によったので、さらに一本先の坂を下って行きました。
途中、サツキの植え込みに絡んだツル植物の上をアゲハ蝶が飛び回っていて、写真を撮ろうと近付いたら、ヘクソカズラかと思った植物、違いました。これはもしや?
ガガイモ
図鑑では知っていたけれど、ちゃんと見たのは初めてかも。
こんな街中に生えているとは。
植物園に入って、今日はまずフクロミモクゲンジがどうなったかを見に行きました。
先日は黄色い花が満開でしたが・・・
わ〜、実がいっぱい!
花はこんなのでした
そして実
まさに「袋実」木欒子(フクロミモクゲンジ)ですね。
種は熟していないですね。黒くなるそうなのですが、こんな感じの未熟の実がたくさん落ちていました。
温室へ向かう坂の途中
ピンク色のゲンノショウコが咲いていました。
ヒガンバナ科 波打って反り返った花びらを鍾馗様の髭に見立てた名付けだそうです。
緊急事態宣言が解除されたので、園内は人が多め。団体もきていました。
温室をのぞいた後、標本園へ行くと、こちらにも蝶がたくさん。
花はオオベンケイソウです。以前紹介したミセバヤの仲間。
ツマグロヒョウモン
温暖化で分布域を拡大しているチョウのようです。そういえば、最近よく見かけます。
今日は園内にたくさん蝶がいて、アオスジアゲハも飛んでいたのだけれど、寄っていくとスーッと飛んでいってしまい、写真に撮れず。
シマダンチク(縞暖竹)に穂が出ていました。この時期になるとシマがあまりはっきりしなくなるみたい。
6月はこんなに白い
爽やかでかっこいい。庭があったら、育てたい。
ヤブサンザシの実が色づいていました。
実りの季節ですね。
標本園近くで空を見上げると、秋らしい雲。
トンボがたくさん飛んでいました。
暑いし、蚊に刺されるし、あ〜いっそのこと紅葉の季節になればいいのにと思いましたが、いやいやまだ早いと思い直し、門へと向かう途中、茶の花が咲き出していました。
ピリッとした冬の空気のことを一瞬思い出しました。
バスの時間を間違えて、植物園を早めに出てきてしまったので、播磨坂を登って茗荷谷駅へ出て帰りました。
途中のお寺にあった掲示板の言葉
「花よりも 花を咲かせる 土となれ」
う〜ん、難しい。花にも土にもなれず・・・