久しぶりに新宿御苑に行ってきました。
新宿御苑は、春は予約制でしたが、今は人数制限はありますが予約不要です。
ホームページで見た時間より、閉園が早まっていて16:30
15:00過ぎに着いたので、16:00で閉室してしまう温室を主に見ることにしました。
温室へと向かう道すがら
彼岸花が咲いていました。今年は開花が少し早いようです。
まるで早春のような趣
十月桜です 春・秋二度咲き
温室が見えてきました
かっこいい外観
温室前にも鉢を寄せて作った展示があって、面白いです。カラーリーフの観葉植物や銀木犀などもありました。
温室前の植栽にも目を引くものが
バショウ科のチヨウキンレン(地湧金蓮)
中国雲南省からインドシナ半島の標高1000~2500mの山の斜面に分布。
地面から金色の蓮の花が湧き出したように見えるというのでついた名前。英名はチャイニーズ・イエロー・バナナ。
花弁状の部分は苞葉です。玉のような苞葉の周りのプチプチしたのが花です。
↓ これ
温室を背に振り返るとこんな眺め
遠くに新宿の高層ビル群が見えて、行ったことはないけれどシンガポール風?
シンガポールの近未来風植物園「ガーデン・バイ・ザ・ベイ」と150年以上の歴史があり世界遺産にもなっている「シンガポール植物園」に行ってみたい。世界の植物園巡り、夢です。
ずらりと並ぶ温室
中に何があるのか気になるけれど、こちらの温室には入れません。
温室脇の植物をもう一つ
マメ科のバウヒニア フォルフィカタ
和名はシロイロソシンカ(白色素芯花)
南アメリカ原産。耐寒性のあるハマカズラ属の一種。枝にトゲがあります。
なんとなく良い香りがしそうですが、特に香りはありませんでした。
葉っぱが、たびの形をしていてかわいい
この木の生えている近くに、戦前に建てられた温室の遺構が残っています。
大温室の工事の際に、旧石器時代の石器、縄文時代の落とし穴や土器、江戸時代の藩士の長屋跡や陶磁器、古銭、瓦やガラス製かんざしなども出土したそう。
この地は、徳川家康の家臣の屋敷、牧畜園芸の試験場、皇室庭園、戦中は農耕地ともなり、昭和24年から国民公園として公開。400年を越える歴史があります。
時間がないのに、道草を食ってしまいました。
次回は、温室に入ります。