蘆花恒春園

いつも同じ場所に行ってばかりだから、たまには違うところに行こうと、世田谷文学館から10分くらいの蘆花恒春園に行ってみました。

 

徳冨蘆花が暮らした地とその周辺が公園になっています。

f:id:kusagasuki:20210916211301j:plain

入るとすぐに竹林が広がる

f:id:kusagasuki:20210916211407j:plain

f:id:kusagasuki:20210916211349j:plain

独特の風情があります

蘆花ゆかりの建物がいくつか

f:id:kusagasuki:20210916211501j:plain

 

近くにコナラ・クヌギの雑木林がありましたが、こちらもナラ枯れの被害が出ています。

f:id:kusagasuki:20210916211612j:plain

ナラ枯れについては、こちらで詳しく書きました

kusagasuki.hatenablog.com

 

f:id:kusagasuki:20210916211631j:plain

サランラップを巻きつけたような姿の木々。

見栄えは悪くても、しっかり対策がしてあって、ほっとする。

(実は先日行った小石川植物園で、お気に入りのベンチ脇のコナラの大木の下、石段に枯れてモロモロになった枝の一部が落ちていました。
幹の下には虫が入ったと思われる穴もいくつか見られるし、心配です。)

 

このあたり一体、全体に木が大きくて、暗い感じの印象がしますが、花の丘という花畑のある一角は開けて明るい。

 

背の低いヒマワリがいっぱい。花の最盛期は見事だったでしょう。

f:id:kusagasuki:20210916212345j:plain

 

ヒマワリの先にはコスモス これから見頃を迎えるところ

f:id:kusagasuki:20210916212531j:plain

 

花畑を一回りして、帰りがけに、興味深い木が生えているのを発見しました。
前にもどこかで見たけれど、名前が思い出せない。
木を輪切りにした風情のある名札が付いているのですが、黒ずんでしまっている上に、手書きなので、判然とせず・・・

樹形はこんな

f:id:kusagasuki:20210918003119j:plain

 

特徴的な実がたくさんなっています

f:id:kusagasuki:20210916213330j:plain

f:id:kusagasuki:20210916213251j:plain

大きさは全然小さいですが、ちょっとバナナみたい。

家に戻って調べたところ、カンレンボク(旱蓮木)でした。

中国産のミズキ目ヌマミズキ科。
この木には、カンプトテシンという成分があり、薬効があるのですが、副作用も強いため、その構造をもとに化学合成した薬が開発されたそうです。

生命力が強く多くの果実をつける様が子孫繁栄を象徴しているので、中国では「喜樹」とも呼ばれているそう。

 

そしてこの木のすぐそばに、明るい黄緑色の葉の木が植えてありました。

f:id:kusagasuki:20210916215749j:plain

モクゲンジです

小石川植物園39でフクロミモクゲンジを紹介しましたが、その時に未見と書いた木です。こんなに早く対面できると思わず、やった!

 

花が上の方に咲いていました。f:id:kusagasuki:20210916220514j:plain

f:id:kusagasuki:20210916220530j:plain

クロミモクゲンジの花の方が小さく、葉っぱが、モクゲンジにはギザギザがある。

 

こちらがモクゲンジの切れ込みのある葉

f:id:kusagasuki:20210916221254j:plain

 

クロミモクゲンジ

f:id:kusagasuki:20210916221312j:plain

 

ところで、こちらのカンレンボクの手前の木

f:id:kusagasuki:20210916230746j:plain

その場では見過ごしていましたが、写真で名札を拡大してみたら、「ロドレイア ヘンリー」という名前。
聞いたことがなく、ネットで調べたら、「シャクナゲモドキ」のことでした。

この辺り、ちょっと珍しい木が集められていたようです。

 

シャクナゲモドキ」は10年前に鎌倉の友人宅の近所の家に咲いていて、何の花かわからず、数年後に大船フラワーセンターで、名前がわかった木でした。

 

10年前にガラケーで撮った写真

f:id:kusagasuki:20210918003932j:plain

大船フラワーセンターで撮った写真

f:id:kusagasuki:20210918003850j:plain

少し雰囲気が違う?

日本に入ってきているロドレイアは2種ほどあり、

ロドレイア ヘンリーとロドレイア チャンピオニー

大船フラワーセンターの名札は、チャンピオニーとなっていました。

f:id:kusagasuki:20210918005006j:plain

ガラケーで撮った方は、ヘンリーかな? 判然としません。
ヘンリーの方もよく栽培されているのは、'Red Funnel' 'Scarlet Bells'で、原種のロドレイア・ヘンリーとは異なると書いてあるサイトもありました。

いずれもシャクナゲモドキと言われているようです。
花期は4月頃、また見に行こうかな。

 

結構歩きました。展覧会も立ちっぱなしだったので、足がジンジンしてきました。
駅に戻ります。

馴染みのない場所、初めての道は物珍しくてキョロキョロ。

 

いつも地下鉄利用なので、地上の駅が新鮮。
芦花公園駅はカーブしていて、勾配を電車が降りてくるのが面白い。

f:id:kusagasuki:20210916232902j:plain

ホームドアもないし、昔風な眺めと思いましたが、よく見たら、左側は色々工事中で仮ホーム。今、高架化が進められているんですね。

芦花公園駅は橋上駅舎を作ったのが邪魔になってしまい、橋上駅舎を取り払うため、一旦地下通路を作って工事を進めるとか。大変だな〜。

 

やはりいつもと違う場所に行くと、色々なことに出会いますね。
小旅行気分を味わいました。