海岸植物

海派か、山派か、と問われたら、
やっぱり草好きとしては、山派とこたえます。

でも正確にいうと、山というより、野派? 高山植物などの希少なものより、雑草好きだし、高地などの植生の限られたところより、いろんな草が雑多に生えているところが好み。

 

とはいえ、海には海の魅力があります。

泳ぐのは苦手だけれど、海岸の波打ち際を歩くのが大好き。
海岸近くに住んでいたらな・・・と妄想したり、
住まないまでも、海近くの宿に逗留して、朝夕、心ゆくまで波打ち際を歩きたい。
そんな思いがつのる時、心に浮かぶのが下田の入田浜です。

 

水がとてもきれい。そしてここの浜では海岸植物が見られるのです。

昔は、東京近辺でもこんな自然な浜が見られたのでしょうが・・・

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写真を見ているだけで、潮騒が聞こえてくるようです

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ずっと行きたいと思いながら、最後に行ってからもう4年ほど経ってしまいました。

 

6月の朝、浜を散歩したときに見かけたハマヒルガオ

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まだ前夜の雨の痕跡が残っている。

厚くつやのある葉は、クチクラ(キューティクル)という透明な細胞膜が発達しているため、水分の蒸発が防がれ、塩分から守られています。

 

砂に埋もれながら咲いている

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ほふくして広がっていく。

昼間は、砂地に落ちた影のコントラストが強く、美しい。

 

入田浜と隣の多々度浜には、子供の頃から何度も訪れています。
多々度浜もいい浜ですが、入田浜はより自然が感じられて、ちょっと鄙びた雰囲気が、のんびりしていいです。
何度も行っている割には、写真が少なくて、植物にどれほどの変遷があるのかわかりません。

 

かなり前の古いガラケーで撮ったスカシユリ

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これはもう少し新しくて、13年くらい前 ハマカンゾウ

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今年もこうした花たちは咲いたのかな?

温暖化とそれに伴うさまざまな環境の変化などで消えていってしまう植物。さらには人間の活動に伴って、生息地そのものがなくなっていってしまう。
入田浜、変わらずにあってほしい。

 

足裏で熱い砂の感触を確かめたり、波打ち際に立って、足指の間から砂が波にすくい取られていく感覚を味わったりしたいな・・・

 

時には自然が描いたアート作品が見られる。貝拾いもしたい・・・

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いまは、とても海が恋しいです。