小石川植物園40

9月頭の温室と分類標本園

先日、ご紹介したマユハケオモト(小石川植物園38)

葉っぱの間で花が咲き出して、ムギュッとなっていたのが、ちゃんと茎が伸びて花が広がってきそう。

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Hoya multiflora

他のホヤに比べると少し繊細な印象の花

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英名 ” Shooting staras” シューティング スターズ(流れ星)

はピッタリですね。 

日本での園芸品種名は「天の川 彦星」
葉っぱが斑入りのものは、「天の川 織姫」というそう。

この花がいっぱい咲いている写真を見ると、「流星群」という感じです。

 

こちらは冷温室のヒダカミセバヤ

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ミセバヤは万葉の時代から親しまれており、古典園芸植物だそう。

「ミセバヤ」は「見せばや」で、「見せたい」という意味。

どちらかというと、葉っぱの薄い、風になびくような草花が好きなので、このミセバヤ、取り立てて見せたいような花かな? と思っていたけれど、自然の風景の中で咲いているのを見たら、かなり目立って華やかだろうし、岩場のような環境で咲く姿は可憐に見えそう。

勝手な想像だけれど、奈良・平安の昔、交通事情も悪い時に峠越えなんかで見たら、ハッとするでしょうね、当時は女性が旅に出る機会は少なかっただろうし・・・

「あのひとに見せたい」という気持ちになるのもわからなくはないです。

 

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分類標本園

 

ゲンノショウコ 薬草

腹痛などに用いられます。飲めばたちまち効くというので、「現の証拠」

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コムラサキ

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ヨウシュヤマゴボウ

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実ものも色づき始めました。

ヨウシュヤマゴボウを子供の頃に埋立地で初めて見た時は、驚いたな〜

赤い茎と生っぽい緑や黒々した実の取り合わせが禍々しくて、毒があるに違いないと思った。

実際に全草が毒。この実にも毒があります。

葉っぱも赤くなっている時があって、目立つ。

時々、きれいだなと思うこともあるのだけれど、毒々しい印象は薄まらない。

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こちらはセンニンソウに似ているけれど、別種で、コボタンヅル

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葉っぱが牡丹の葉に似ています。

 

センニンソウ

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実は、コボタンヅルもセンニンソウも有毒植物です。

見た目だけではわからないものです。

 

最後はハスノハカズラに来ていたお客さん

と言っても、このお客は葉っぱを食べるのかな?

とすればハスノハカズラにとっては、招かざる客かも。

 

 

 

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調べたところ、キボシカミキリだと思われます。

触覚が長い。

なんか顔がバットマンっぽい?

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