小石川植物園39

9月頭の植物園

ようやく涼しくなったけれど、過酷な暑さと暴風雨などを経て、植物たちもちょっとお疲れ気味な感じ

 

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夏の勢いはなく、紅葉にはまだ早く、中途半端な季節

涼しくなったので、少し人が多くなったけれど、見ものはあまりない感じ。

そんな中でも、園内各所でちょっと目をひいたものを。

 

入り口を入って、温室側へ上がる坂の右手

この時期に花期を迎えるので、花を見逃す年も多い木。

クロミモクゲンジ

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ムクロジ科 袋実木欒子 別名・オオモクゲンジ

実が袋に入っているのでこの名前。未見ですが、モクゲンジという木があって、似てるけれど、葉っぱの形や花の大きさが違う。
あたりにいっぱい花が散っていました。英名は、ゴールデンレインツリー。
散る姿を金の雨が降るのに見立てた名前かな。

 

ヤブミョウガの実がなっていました。ピカピカ

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ヌスビトハギ

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地味な花だけれど、たくさん集まるときれい

 

ムサシアブミの葉っぱが巨大化していました

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こんなに大きくなるって知らなかった。

同じサトイモ科のミズバショウもとんでもなく巨大化するので、最初見た時は「夏の思い出」で歌われる可憐なイメージとギャップがあり過ぎて、同じ植物と思えなかった。

でも「水に生える芭蕉」という意味の名付けと言われると納得かも。

 

こちらは植物園の芭蕉の今の姿。だいぶお疲れ気味?

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ツルボの群生

この植物の名前、ウツボ?(は魚) ルツボ? と、いつもすっと出てこない。

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ソバナ トウシャジン(追記 植物園のサイトによる)

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ガビハナミヅキの実

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こちらも集合果です

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彼岸花 出てきてます

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最後に入り口横の自転車置き場近くの スイフヨウ(酔芙蓉)

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一日花で、時間と共にピンクになっていくのが、酔ってるようだというので、この名前ですが、天気も悪かったせいか、午後になっても素面のままでした。