タニワタリノキ

8月頭に小石川植物園の標本園にあるタニワタリノキの花を見に行ったら、残念ながらちょっと遅すぎでした。(小石川植物園30)

 

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ところが、28日に標本園に行ったら、花が咲いていました。

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まるで今が盛りの雰囲気!

狐につままれた気分???

同じ木? と思わず名札を見てしまいました。

 

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ネットで調べると、タニワタリノキは、6〜7月頃花を咲かせ、ひと段落して剪定するともう一度涼しくなった頃に開花するとありました。なるほど!

 

ユニークな花

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つぼみもかわいい

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タニワタリノキというのは、湿った谷筋の林などに生えることからついた名前だそうです。

学名はAdina pilulifera  アカネ科タニワタリノキ属

九州南部、中国、ベトナムに分布 

 

 

この花にそっくりな北米原産のアメリカタニワタリノキという植物もあって、かなり混同されているようです。

アメリカタニワタリノキ(アメリカヤマタマガサ)
学名 Cephalantyus occidentalis アカネ科セファランサス属 
通称 セファランサス ボタンブッシュ、ボタンウィロー、ハニーベル、ハニーボール

耐寒性が強めですが、落葉樹。

 

タニワタリノキの方が寒さには弱いそうで、落葉樹だと思うのですが、ネットには常緑樹と書いてあるものも散見します。

さらに園芸用に売りに出すのにつけたと思われる「人工衛星の木」「ムーンライトファンタジー」はどちらにも使われているよう。

「ムーンライトファンタジー」は本来はアメリカタニワタリノキの園芸種で、若木の時から花をつける花付きの良い品種のようです。

 

よく似ているのですが、集まって丸い形を作っている小さな花の花びらの切れ込みが、アメリカタニワタリノキは4つに切れていて、タニワタリノキは5つに切れています。

 

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思いがけず、花に出会えたのでいっぱい写真をとってしまいました。

今年はこれで見納めですね。

 

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