冷温室の植物 ヤナギラン アラスカの思い出
温室に来るまで、10人程度の人を見かけましたが、冷温室には誰もいませんでした。
ちょうど、きれいに咲いていたイワシャジン
下からも覗いてみました
しゃがんで撮影していたら、あれっ?
こんな所にも植物がいました。↑オオバコ科のセイヨウグンバイヅル
初めて気づきました^^
高山植物のオヤマソバ(御山蕎麦)
もうちょっとで花が開きそうな レンゲショウマ
レンゲショウマは日本固有の植物で一属一種だそう
こちらはヤナギラン
ヤナギランというとアラスカの旅を思い出します。16年前のことです。
いつも今度こそ、と思うのに旅日記というものが書けず、記憶力も乏しいので、旅の行程もぼんやり。
デナリのゴルフ場の脇に咲いていたヤナギラン
ヤナギランは、あちこちに咲いていましたが、アラスカ鉄道のMcKinley Explorerという電車に乗って、デナリ国立公園からアンカレッジまで行った時に車窓からも咲いているのが見えました。
車窓には池や川や湖がいくつも現れ、コウホネなど水草が覆っている部分と鈍色に光る水面の連なるパッチワークのような眺めが、とてもきれいでした。
林の下には白いカラーがたくさん咲いていて、寒いのは苦手な植物のイメージがあったので意外に思いました。
旅に出た時は、バスや電車の車窓から景色を眺めるのが楽しみなのですが、あ〜ここで降りたい!と思っても、景色はどんどん過ぎていく・・・写真すら間に合わない。
あれはどこだったんだろうという景色の断片が記憶に残っています。
たぶんもう2度と訪れることはできないのでしょうね・・・
電車内 乗り心地がいいのです。乗り物に乗ると条件反射のように眠くなり・・・
やがて爆睡。8時間近くも乗ったはずなのに、そんなに乗っていた記憶がない。
なんのためにこんな遠くまでやってきたんだか・・・
***
冷温室から傘をさして小走りで温室へ移動しました。
雨足はまだだいぶ強い。
すっかり人影も絶えました
昔話をしていたら、また長くなってきたので温室の花は次回に。