湾に突き出た出島のような場所。地元で弁天島と呼んでいる所です。
島の形が琵琶に似ているというので、元は琵琶島と呼ばれ、海中の二つの島を橋が結んでいたそうです。今は、陸から繋がっています。
こちらには、琵琶島神社があります。
源頼朝の妻、政子が信仰していた近江国の竹生島弁財天を勧請し、島を築いて祀ったと伝えられています。
島への入り口
境内にはビャクシンの枯木が何本かあるのですが、延宝年間(1673~1681) の高潮で冠水して立ち枯れたまま腐食せず、300年以上も前の姿を残しているのだとか。
こちらは、境内の「名木古木指定」のビャクシン 樹齢100年ほど
それほど太い木ではないけれど、近づいてみると風格があります。
浮世絵に描かれたような松
今様浮世絵風に松越しの景色を撮ってみました
橋を渡って、神社の境内に入ったとき、人は誰もいませんでしたが神社横の草地に大きな鳥がいて、目があった?と思ったら飛んで行きました。
トンビでしょうか?
なんだか「お遣い」のようでちょっとびっくりしました。
橋を渡って戻ります
手前の鳥居(前出の入り口の鳥居を逆側から見たところ)の先、国道16号線を挟んでもう一つ鳥居が見えているところが、源頼朝ゆかりの瀬戸神社です
徳川家康も参拝したことがあるそう。
こちらにも樹齢720年と伝えられているカヤをはじめ、古木が色々あります。
今度機会があったらお邪魔して、オガタマノキなども見てこようと思います。
小学生の頃、夏休みに地元の歴史を調べるというような課題で、名所旧跡をあちこち回ったけれど、大人になると、案外訪れないものですね。
昨日、セミが鳴いているのが聞こえてきて、「夏休み」の気分に一瞬なりました。
夏休みといえば、中学生の頃、ちょっぴりのお小遣いを持って、朝比奈峠を越えるバスで鎌倉によく行きました。小町通りにある和紙の店で千代紙を買い、妙本寺というお寺に行くのが基本コース。
比企谷(ひきがやつ)の妙本寺は街中からさほど離れていないのに木立が深く、山寺に行ったような気分になれる。セミが盛んに鳴いていても、どこか深閑とした雰囲気。
階段を上り切ったところにノウゼンカズラの棚があって、オレンジ色の花がこぼれるように咲いていました。夏の盛りでも涼しい風が通り抜けていくのが気持ちよかった。
もう花がだいぶ咲いているでしょうか? 見に行きたいな・・・