6月1日から小石川植物園が再開したので、久しぶりに行ってきました。
緑がさらに深まっていました。
藤棚もこんな
植物園には菖蒲田もあるんですが・・・右奥は梅林
雑草が・・・野趣あふれる菖蒲田です。
梅の実も大きくなりました。こちらは、その名も「花香実」(ハナカミ)
日本庭園周辺の芝地のあちこちに、ネジバナが咲いていました
子供の頃にこの花を初めて見つけたときは、小さいカトレアみたいな花が螺旋状に咲いていて、大発見だと思いました。
芝地でよく見かける可愛い花代表、もう一つはニワゼキショウ。これは白っぽいですが、濃いピンク色のもたくさん咲いていました。子供の頃からの馴染みの雑草、懐かしいです。
そしてこちらも、子供の頃に憧れていた花
蛍袋
下から覗いてみました。蛍を入れたら提灯みたいになるでしょうか?
日本庭園側から高台の方へ登りました。定点観測 6月の眺め
桜の時期はこんなでした
時が経つのは早いですね・・・
この時期は花が少ないのですが、花木で目立っていたガビハナミズキ(峨眉花水木)
ヤマボウシかと思ったのですが、中国原産の木です。
地面に擦れるほど下まで枝が伸びています
実はこんな
カリン林。園内はほどよく草を刈ってあるので、歩きやすい。
そのままだったら相当モジャモジャでしょう。
やはりもう遅かったか・・・と思ったカラタネオガタマ
よくよく見たら、数輪だけ残っていました。しかしバナナの香りは感じられず・・・
来年は、満開の時に植物園を訪ねたいです。
こちらはいい香りで、虫たちがたくさん集まっていた菩提樹
またキリがなくなってきたので、今回はこの辺で。
最後に植物園入り口近くの木を紹介。植物園の木は大きすぎて、大抵足元の草花の方に目がいってしまい、木の方は緑の塊として見過ごしてしまうことも多いのですが、花や紅葉の時期に存在感が急に増す木があって、この木も遠くからも、目立っていました。
フシノハアワブキという木です。
花が満開のように見えましたが、ほぼ咲き終わったところのようです。粒々が地面にいっぱい落ちていて、アワはもしかして粟?と思ったのですが、「節葉泡吹」と書く名の由来は、枝を切ると切り口から泡が出てくるからだそうです。
植物園には、まだまだ知らない、気づいていない木や草花がたくさんありそうです。
それに3時までで閉じてしまう温室の植物ははまだざっとしか見ていないので、これからが楽しみです。