うちのアンセリウム

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ベランダにもいくつか鉢があるが、室内にもショウナンゴムノキとアンセリウムの鉢がある。

アンセリウムはピカピカした赤いハート型の花の中からニョッキリと黄色い・・・とここまで書いて、あれ? あれは何? 
調べてみました。

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こっちの黄色いところが花でした。「肉穂花序」というそうです。
赤いところは、苞。特にアンセリウムも属するサトイモ科のは、仏法苞と呼ぶらしい。

 

・・・とにかく、ピカピカの赤に黄色がニョッキリで、申し訳ないけれど、私の趣味では全然ない。
以前、会社の後輩たちがウチに遊びに来てくれた時に、「この家の中で、あそこだけ違和感ありますね」と言われたのが、スタンドの下の小テーブルにアンセリウムを置いた一角だった。やっぱりね・・・

 

好みではないアンセリウムがなぜ我が家にあるかというと、
ある日、会社で小さなアンセリウムの鉢を持っている人がいたので、「どうしたんですか?」と聞いたら、「もらったんだけど、こんなのいらない。」と大変不機嫌な様子。

実は、とても大切なお祝いの会か何かに、花屋にお花を手配したのに、手違いで花が届かなかったそうで、花屋がお詫びに来社し、その際にお詫びのしるしとして持参したものだった。
しかし、「肝心なその時に花が届かなければ、何の意味もないのに!」と怒りが収まらぬ様子。「もう、こんなの捨てる」というので、それはかわいそうだ。この花には罪もないのにと思い、「じゃ、もらってもいいですか?」と言ったら、もうすぐにでも持って行って、という感じで鉢を渡された。

 

家に持って帰って部屋のコーナーに置いたところ、まるで命を救ってくれたお礼、とでもいうように、次から次へと花を咲かせ、一度植え替えてあげたら、どんどん大きくなり、草姿が乱れてしまった。

それで昨年、思い切って鉢から出して、あらぬ方向に張り出ていた二株をとって、もとの鉢に一株、もう少し小さい鉢に一株、さらに小さい鉢に一株と、3鉢に分けた。葉っぱが大小乱れて付いて根元からねじくれようになっていた株二つは、思いきって茎の下方で切って、捨てるのはかわいそうだからと、花瓶にさしておいた。

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 ハート型の緑の葉っぱは、なんだかジャングルっぽくて、アジアのどこかで作られたらしい、動物の置物と一緒に飾ったら、いい感じ。
そのままだいぶたってもぜんぜん萎れる様子もない。時々水を替えてやっていたのだが、そのうち、なんと根が生えてきた。

う〜ん、悩ましい。すでに好みでないのに三鉢。さすがに五鉢はいらないし、置き所もない。それで、最終的には、何ヶ月か飾った後、迷った末ごめんね、といって紙に包んで処分した。

 

我が家はよくいうと北欧風インテリア(無印調とも)で、目に刺激になるような色がない家なのだけれど、その中で赤はすごく目立つ。
去年のクリスマスの時にふと、アンセリウムって、クリスマスカラーだな・・・と思って、そばにあるスタンドにクリスマス飾りを吊るしてみた。

人からいただいた飾り物の他に100均で買ったフェルトのコースターもつってみたところ、何やら北欧風になったような・・・
妙といえば妙だけど、無印調の何もかもが主張しない我が家は居心地が良すぎて、すぐ眠くなるので、ちょっとした眠気覚ましになる。

 

というわけで、だんだんそのコーナーが気に入りつつあって、アンセリウムへの愛もちょっとずつ芽生え始めている。

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