前述したイタリアの旅で出会った名前のわからなかった花が古い園芸植物図鑑に出ていました。
ソープラボルツァーノで雪が降った日に見た、石壁の黄色い花は、
学名:Alyssum saxatile , Aurinia saxatills
英名:Gold Dust , Basket of Gold
アブラナ科イワナズナ属の多年草 原産は東ヨーロッパから西アジア。
岩場などに自生する。
海外ではロックガーデンでよく利用されるそうです。
花には芳香がある、というのですが寒い日だったからか感じませんでした。
フィレンツェのバラ園で見た花
学名:Helianthemum chamaecistus
英名:Sun Rose , Rock Rose
和名:ロックローズ、シスタス
ハンニチバナ科ゴジアオイ属
地中海沿岸地方の乾燥した場所や岩の多い場所に生育する常緑低木、半日花。
花色は、白、黄色、ピンク、赤など。写真のような斑紋があるものも。
これも花と葉に香りがあって、精油の原料にもなるそうです。
このピンクに斑紋があるのは交配によって作られたもの
Cistus purpureus , Orchid Rock Rose
日比谷公園の門のそばにある日比谷花壇の道路沿いの植え込みに、黄色くて目立っている花があったので、写真に撮ってみました。なんか見たことある感じだけど、でも知らない花?
花びらがピカピカ光っています。
家に帰って、この感じは・・・ラナンキュラス???
と思って調べてみたら、
異種交配で作られたラナンキュラスで、「ラックスシリーズ」と言って、
花色も色々あり、一重〜半八重、品種名にはギリシア神話からとった名前がつけてありました。
この黄色いのは、「アルテミス」のようです。
「ラックス」というシリーズ名は、花弁が光ることから、ラナンキュラス+ワックスという由来で名付けたそう。
一番人気は、白に中央からピンクのぼかしの入った「アリアドネ」。
色んな花が出てくるのですね。
この日比谷花壇の植え込み、ちょっと面白い植物があって、楽しいです。
前述したミモザ 銀葉アカシア もありました。