植物好きの楽しみ

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植物が好きで良かったな、と思うのは、毎日だいたいどこへ行っても、何かしらの植物に会えること。駅までの道のりでも季節ごとに、おなじみさんが花を咲かせるし、時々新入りさんもいて、「あっ、どうも」と心のうちで挨拶。

 

舗装道路の割れ目や電柱の根元などから生えてくる「スキマ植物」を見つけるのも楽しい。

家が取り壊された後の更地に次々と色んな形の葉っぱが生えてきて、あっという間に茂みになるのなんて、ワクワクしてしまう。

密かに「空き地萌」と呼んでいるのだけれど、この萌感覚、なかなかわかってもらえない。

 

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雑草の中に前の家の庭にあったらしい園芸植物が混じって咲いていたりするのも趣深い。

特にユリなんかが、うつむくように咲いていると、かつて権勢を誇っていた家で、何不自由なく生活を送っていた姫君が、没落し、ひっそりと身を隠すようにして暮らしているのを連想してしまう。

発想が飛びすぎかな?

 

 

今は駐車場になっている場所。ナガミノゲシに覆われていた。

晴れた日には花びらに陽が透けて、それが風に揺れてキラキラ輝き、見事だった。

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