特定の植物
8月頭に小石川植物園の標本園にあるタニワタリノキの花を見に行ったら、残念ながらちょっと遅すぎでした。(小石川植物園30) ところが、28日に標本園に行ったら、花が咲いていました。 まるで今が盛りの雰囲気! 狐につままれた気分??? 同じ木? と思わ…
ホヤに実に様々な種類があるというのは、小石川植物園の温室に通うようになって知りました。 ホヤという植物がある、というのを知ったのは、もうずいぶん前に退職した職場の先輩が、大庭みな子著『王女の涙』という小説に出てくる植物を育てていて、その花が…
今日はお茶の話。コーヒー党か紅茶党かといったら、断然紅茶党です。 紅茶に限らず、ハーブティーとか黒豆茶、ルイボスティーなど、家にはいつも何種類かお茶があって、お茶飲みです。特に詳しくもないし、こだわりもないけれど、紀伊國屋とか成城石井、カル…
ハスノハカズラ・クズ・ウォレマイパイン 以前書いた小石川植物園の標本園近くの柵に絡み付いていた蔓性植物、名前がわかりました。 kusagasuki.hatenablog.com 見過ごしていたけれど、標本園の中にありました。 ハスノハカズラ 葉かげに地味目な花が咲いて…
小石川植物園の温室3には地植え部分以外に展示コーナーがあります。先日は、変化咲き朝顔の展示がしてあり、遺伝子の研究についての解説がありました。 理数系の頭ではないので、ゲノムとかトランスポゾンとか言われると、すぐに「無理」となってしまうので…
温室の植物3オオシマコバンノキのWin-Win?関係 小石川植物園に新しくできた温室の中心部、温室3です。ここだけ、植物が地植えになっています。正面入り口を入ったところが温室3になります。 左端はヒスイカズラ(翡翠葛)ですが、移植されてから、まだ花…
以前、下の階の人が育てたアサガオが、マンションの周囲に植栽してある木に巻きついて、上へ上へと巻き上がり、とうとう我が家のベランダの柵にまで到達したことがありました。 普段あまり使わない方のベランダなので、ある朝、風を通すのに扉を開けたら、ベ…
6月末に植物園に行ったときに、播磨坂の中央の遊歩道にカンナが咲いていました。 一際鮮やかな黄色。今どき珍しいな、と思って写真を撮りました。 私が子供の頃は学校の花壇や個人宅の庭にもよく植えられていたのですが、かなりのボリュームが出るので、最近…
ウチの西洋ニンジンボクです。 もうウチにきて数年経ちます。この木をお迎えするまでには、ちょっとした経緯がありました。 駅までの道沿いにイングリッシュガーデン風の庭がすてきなお宅があります。5月頃、花が見事な時に、作業されていた奥さんに声をかけ…
土日に草を見に出かけず、運動不足なので、昨日は会社の帰りに二駅歩きました。 駅まで、2コースあって、平地コースと高台コース。社を出たのは、6時45分くらいでしたが、まだ明るかったので、高台越えのコースで。 高台へ登る坂の入り口にランタナが咲いて…
花の香りで一番好きなのがクチナシです。花期も短いし、花自体の命も短くて、いつもシーズンに香りを心ゆくまで楽しめなかったという思いが残る花です。 前にも書いたけれど、クチナシは虫が付きやすく、ベランダの狭小空間で対面するのが恐ろしくて買い控え…
今、小石川植物園では、あちこちに萱草の花が咲いています。 八重のをヤブカンゾウ、一重のをノカンゾウと呼ぶそう。 萱草は見ると憂さを忘れると言われ、別名「ワスレグサ」 昔は、特にいい香りもしないし、憂さを忘れるというほど、いい花かな? と疑問に…
学生の頃、俳句の授業で、「立葵 下から順に 梅雨に入り」という句を作って、先生が選んでくれたことがありました。 でも後になって、立葵が咲いているところをよく見たら、花の咲き方はそれほどはっきり下から咲くわけでもありませんでした。イメージで作っ…
写真のデータを整理していたら、もう5年前ですが、ちょうどこの時期に京都へ行った写真が出てきました。 京都にはある展覧会を見るために一泊二日で出かけ、現地で友人たちと落ち合って過ごしたのですが、二日目は朝食後に別れて一人で哲学の道の方にある、…
石神井公園の半夏生(ハンゲショウ)が白くなってきました。 5月のあたまは、みどり一色 6月のあたま ハンゲショウという名前は、半分お化粧をしたような葉の見た目から付いたという説と、暦の半夏生(夏至から数えて11日目 またそれから5日間 今年は7/2…
6月の小石川植物園は、緑もりもり。道の左側、中程にある丈の低い鶯色の植物がわかるでしょうか? 大きなシダの茂みです。小さな池に覆いかぶさるようにして生えています。 正面から撮らなかったので、去年の8月に撮影したもの このシダの茂みの中から、新…
先日、贈り物にしようと、叶匠寿庵の「あも」というお菓子を買いに行きました。 「あも 」は、丹波大納言小豆にじっくり時間をかけ、糖蜜をふくませて炊いた餡で羽二重餅をくるんであるお菓子です。 店頭でさて、「あも」は・・・と見ていたら、季節限定の「…
先日、小石川植物園に行った時に、見慣れない草がありました。葉っぱがないので、寄生植物かなと思ったら、やはりそうでした。ヤセウツボ。 ヨーロッパから北アフリカにかけて原産のハマウツボ科の帰化植物。マメ科、キク科、セリ科などの植物に寄生するそう…
土曜日に小石川植物園に行った時に、一番期待していたのが、カラタネオガタマの開花でした。今までずっと見たかったのに機を逃し続けて一度も見たことがありませんでした。 木は遠目に見ると花が咲いているのか全然わかりません。 近寄ってみると、下の方は…
オリーブの鉢に出てきたノボロギク。 ヨーロッパから世界中に広がり、日本には明治期に入ってきた帰化植物。どこでも見かけるありふれた雑草ですが、シシリー・メアリー・パーカー著『花の妖精 英国の花たち』によると、昼間は何の変哲もない草だけれど、夜…
この木が小石川植物園にあるのを今まで知りませんでした。先週、植物園のホームページに開花のお知らせがのっていました。まだだいぶ若い木のようなので、植えられてからそれほど経っていないのかもしれません。7輪くらい花が咲いていました。 キンカチャ …
小石川植物園の椿 斑入り18種 椿づくし とりあえず、3でおしまい。 孔雀椿 百合椿 松笠 京錦 御所車 岩根絞 オランダ紅 胡蝶侘助 菊更紗 菊冬至 玉垂 宝合 古金欄 乙女 覆輪一休 源氏唐子1 源氏唐子2 ギガンテア1 ギガンテア2 眉間尺 小石川植物園の椿…
小石川植物園の椿 ピンク、白 26種 椿図鑑1に続いて、椿づくしです。 kusagasuki.hatenablog.com 唐糸 エミリ ウィルソン 春曙光 曙 三浦乙女 タイニープリンセス 後背山 天の川 ダッチェス オブ サザーランド ミセス ホワイト フィールド 君が代 玉牡丹 月…
3月中頃に小石川植物園の標本園を歩いていたときに、つぼみをつけているのを見て、花が見たい、と思っていた木です。 もうこんなに咲いていました。 ウンナンオガタマです。 Magnoria yunnanesis Franch. モクレン科オガタマノキ属 いい香りがします。甘った…
ベランダにもいくつか鉢があるが、室内にもショウナンゴムノキとアンセリウムの鉢がある。 アンセリウムはピカピカした赤いハート型の花の中からニョッキリと黄色い・・・とここまで書いて、あれ? あれは何? 調べてみました。 こっちの黄色いところが花で…
小石川植物園の椿 赤系 24種+2種(追加4/3) 椿園で、最初はきれいだな、珍しいな、と思う花を撮っていたのですが、だんだん網羅的になってきて、するとこの子だけ撮らないのはかわいそうかな、と思ったりしてキリがなく、とうとう咲いているのはほとんど…
以前、椿の名前には風雅なものが多いと書きましたが、「眉間尺」という名は少し風変わりだなと思っていました。調べてみると、「眉間尺=眉間の広いこと」と出てきました。 小石川植物園で最初に見た眉間尺の木 花は単色でした 印象としては、とにかく花のサ…
もう10年以上前に、実家で近くの喫茶店でもらった名前もわからない花の苗を植えたら、世話なしで、放っておいても濃いピンクの花が、モリモリ咲いたというので、翌年、苗を分けてもらいました。鉢植えにしたら、本当に手間も掛からず、どんどん育って、花が…
数年前、オーストラリアのパースに行った時に、クォッカで有名なロットネス島観光をした。 クォッカというのは、この島にだけ棲息する見た目はネズミを大きくしたような動物(カンガルー、ワラビーの仲間)で、人が近付いてもあまり恐れず、動きも割とのんび…
最近は空き地をほとんど見かけないし、公園も手入れがされているから雑草天国みたいなところはあまりない。でも石神井川の川床とか土手などに、ちょっとワイルドな感じで雑草が生えていて、見るのが楽しみ。 これは先週末見た土手の植物 ビロウドモウズイカ …