雑草育て

去年、ストックしていてなんだかわからなくなってしまった種などを適当に蒔いて、芽が出たコバンソウ小判草)とアレチヌスビトハギ(荒地盗人萩)を育てました。

その時、謎のイネ科らしい植物も出てきたので、アレチヌスビトハギの鉢に一緒に植えました。

アレチヌスビトハギはこの後もっと丈も伸び、花が咲いて種もできたのだけれど、手前の草は、この後もさして伸びないままでした。

手間がかかった割にあっという間に花が散り、掃除も大変なアレチヌスビトハギは、一度で満足したので抜きました。
手前の謎の草は地上部が枯れたのを刈ってそのままにしていたら、ツンツン若芽が出て、今年になって株が大きくしっかりしてきてぐんぐん伸び、小穂ができ、正体が判明。

ワイルドオーツでした。

 

アメリカ、メキシコでは雑草として河川敷などに生えているらしい。
宿根コバンソウとも呼ばれています。

去年育てたコバンソウの方は一年草です。ワイルドオーツは実が平べったくてまた雰囲気が違っていい感じ。風でシャラシャラ揺れるのも風情があります。

 

アレチヌスビトハギを抜いたので、鉢が空いている部分に、野草っぽいものを植えたいと思っていたら、先日花屋で小さいハギ風なのを見つけたので、植えてみました。

クフェア「ピンクシマー」
ミソハギ科クフェア属 学名はCuphea ramosissima 

クフェアという名前で売られている花はメキシコハナヤナギ(Cuphea hyssopifolia)、タイニーマイス(Cuphea purpurea)など他にもあって、それぞれ雰囲気がずいぶん違いますが、ピンクシマーは暑さに強くて、30〜40cmくらいになるみたい。

 

ちょっと秋っぽい取り合わせ。ワイルドオーツは実に色がついてくるし、10月くらいまで楽しめそうです。

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石神井公園 逢魔が時

ここ数日は、日没が一番遅い時期で、東京は日の入りが19:01です。

6月末、石神井公園に夕焼けを見に行きました。

18:43:12

18:45:46

18:46:04

18:46:19

まだ完全に日は沈んでいないけれど、太陽が見えなくなりました。

三宝寺池の橋の上から。空は明るいけれど、木々の下をいく木道はだいぶ暗くなってきました。

日没の時間を過ぎ、19:04:52

鳥の姿もなく、鳴き声もせず、人もほとんど通らず、不思議なくらい静かです。

神社や昔、防空壕だったという場所もありそこここに暗闇が現れてきました・・・
逢魔が時、ちょっと怖いです。

葉っぱが3枚白くなると梅雨が明けるという伝承のあるハンゲショウ
最速の梅雨明けでしたが、3枚白くなっています。

7月6日から、日の入りがだんだんと早くなっていきます。

東京では夏至冬至で昼の長さが5時間ほども違うそうです。
会社勤めで地下鉄通勤だと、季節の移り変わりなんて大雑把にしか感じないけれど、リタイアしたら、七十二候(一年を約5日ごとの季節に分ける)カレンダーでも買って、微細に楽しむのが夢です。

しかし、異常気象で風情なんて細やかのものがなくなって行きそうですね・・・

東京暮色

パークビューガーデン

先日、日比谷で映画を見たのは、下の写真のビル、ミッドタウン日比谷の中のTOHOシネマズでした。

映画館のフロアは、窓に日比谷公園の緑が広がっていい雰囲気ですが、さらに上の階にはパークビューガーデンがあって、ここからの眺めもなかなかいいです。

下の写真の建物の壁面の色が変わる境のあたりがパークビューガーデンです。

パークビューガーデンのテラスに出たところ

上を見上げると

テラスの透明な柵越しに日比谷公園が見渡せます。

右手側を奥へ行くと皇居が見えます。

眺めは爽快なんですが、暑い〜 5分もいると焦げそう。

 

夕暮れ時にもう一度行ってみました。

都会の夕暮れもなかなかいいですよね。

しかし・・・夜になって、太陽光線がない分、だいぶ楽とはいえ「夕涼み」なんて言葉が死語になりそうな暑さです。
これから先、40度なんて日がざらにあるようになるのかな・・・

6月末の日比谷公園 2

ユリと展覧会

日比谷図書館を目指して日比谷公園内を皇居側から奥へと進みます。
例によって方向音痴なのであれれ?となってきた頃、木々の間に白い花影が。

何だろうと近づいてびっくり。夥しい数のユリです。

最初に見つけた一角だけでなく、あたり一面ユリの花。

場所は鶴の噴水のある雲形池に沿った地帯。いい香りもしています。

 

もう少し早い方がベストな状態だった感じですが、まだまだつぼみもいっぱいです。

解説板があって、以前四季の香ローズガーデンのユリについて書いたときに触れましたが、やはりシーボルトの紹介などがありつつ、明治期に日本のユリが海外に渡って、様々なハイブリッド種が作出され、逆輸入されているとありました。

 

 

日本に自生するユリは15種あり、半数は固有種だそうです。

自生ユリの植えてある一角もありました。

コオニユリ

 

華やかで大輪のハイブリッドリリーたち

サロンノ

ホワイトアイズ

ニンフ

コンペティション

マジックスター

ブルネロ

来年は忘れずにもう少し早めに来ることにします。

 

日比谷図書館の展示は
鹿島茂コレクション2 『稀書探訪』の旅(後期)

ANA機内誌『翼の王国』に掲載されていた鹿島氏による連載「稀書探訪」で取り上げた19世紀のフランスの稀覯本の展示です。

挿絵本や地誌・風俗画、風刺画の入った新聞、絵本、モードのグラフィック資料など色々。

 

展示には解説がついていて、読むと面白いのだけれど、字が細かくてつらい。
素養があれば、知的興奮をもっと楽しめると思うのですが、残念ながらなんの知識もなく、
ただきれいな印刷物が見たいくらいのレベル。
こういう時、何につけ若い頃にもっと勉強しておけばよかったと思うのですよね・・・

それでもコレクションのために散財して自己破産寸前に到ったこともあるという鹿島氏の40年に及ぶコレクションの旅の悲喜交々が伝わってきます。

 

思いがけない場所で、破格にお安く良品が手に入った喜びとか、長年探していたものにとうとう巡り合った興奮。
既存の知識が入手した書籍の図版によって、途端に立体的になり、断片的だった知識がつながり腑に落ちる快感。

 

オークションで思い切った値をつけて、競り落としたと思ったら、どこかの美術館だか博物館に横取りされたり・・・

想像だけど、そんな時は悔しいけれど、一方では大変な散財をせずに済んだという安堵もちょっぴりあるのかもしれないですね〜
(高価な服を思い切って買うぞ、と思ったのにサイズがなかったりすると悔しい反面ほっとしたり・・・でもやっぱり悔しくなって別のものを買っちゃったり・・・それとは違うか?)

後先考えず、欲しいとなったら止まらない。競り落とした悦びの直後に一体どうやって支払うのかと・・・コレクターは天国と地獄を行ったり来たりかな?

 

定員締め切りになってしまっているけれど、7月3日には荒俣宏さんとの対談も。講座のタイトルも、やっぱり「天使はほほえみ、悪魔はささやく/終わりのない古書探しの旅Ⅱ」

はまっちゃった人の話、聞きたかったな〜

 

最初の部屋は撮影OKだったので、ちょっとだけ。

観覧料たったの300円なのに、見応え十分。

カラー見開きのある展示作品一覧までくれます。

千代田区日比谷図書館文化館 1階特別展示室 7/17まで

 

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6月末の日比谷公園 1

映画と散歩

連日、凄まじい暑さです。

急に思い立って休みを取ったものの、外歩きはちょとな・・・と思い、映画を見に出かけました。

コロナ前は、年に50本ほどの映画を映画館で見ていたのに、コロナ自粛中、暇ができると公園か植物園に通っていたのもあって、2時間くらいでも室内にこもって映画を見る気がせず、映画館から足が遠のいていました。
このところ『トップガン』『ザ ロスト・シティ』と立て続けに見たら、またちょっと行く気になってきました。


でも今は、小難しいのとか後味の悪そうな映画は嫌だし、ドキュメンタリーも気分じゃないしと、散々迷って、「メタモルフォーゼの縁側」を見ることにしました。

漫画が原作というのとストーリーはざっくりは知っていたので、だいたいこんな感じかなと予想していたのですが、思っていたよりもずっと良かったです。


17歳の女子高生と75歳の老婦人が友達になるお話。
主演は芦田愛菜さんと宮本信子さん。
見終わって、気分がよかった。いいものを見た満足感に満たされました。

もう一本何か観ようかと思っていたけれど、余韻を消したくなかったので、日比谷公園を散歩しつつ、日比谷図書館でやっている展覧会を見に行くことにしました。

 

皇居に近い方から公園に入って行きました。

真夏な感じ。

アガパンサスが涼しげ。

意外にもバラがまだたくさん咲いていました。

ピンクのバラは「ローズうらら」

うらら! 何と、芦田愛菜さんが演じる役と同じ名前。

 

この高いビルの中の映画館で見ました。

映画館は4階ですけれど。

 

白いアガパンサスジューンブライド

 

前に、港の見える丘公園のバラを紹介した時に書いた、ミスター・ローズが咲いていました。

「日本のバラの父」といわれた鈴木省三氏の生誕100年を記念して作られたバラです。こんなところでお会いできるとは。
炎天下で気の毒ですが、元気に咲いています。

フランス メイアン社のバラ「ゴールド バニー」

 

アカンサス モリスがあちこちに植えられています。

このアカンサス(ハアザミ/葉薊)の葉っぱは意匠化されて、ギリシャ建築の円柱の飾りとか、建築物や内装を始め、様々なものに使われています。

 

炎天下で植え込み作業をしている方達がいました。
美しい公園を維持するのは大変です。熱中症に気をつけて・・・

日比谷公園には度々来ていますが、いつも同じあたりにしか行かないので、こんなにあちこちに花壇があって色々な花が楽しめると知りませんでした。

この日はさらに、びっくりするほどたくさん花が咲いている地帯を見つけたので、次回に。

その名前はちょっと・・・

土曜日、石神井公園に行った時に見かけた花

あちこちでたくさん咲いている

じゃがいもの花に似ています。

薄紫がかったのもあって、きれいに見える時もあるんだけど・・・

「ワルナスビ(悪茄子)」

地下茎がよく張って、細切れになっても芽が出て増える。除草剤も効きにくく、全草に毒があり、プチトマトに似た実は家畜が食べると中毒死することもあるそう。

そして、葉っぱや茎に鋭いトゲがあります。

要注意外来生物指定。
アメリカ原産のナス科の帰化植物で、牧野富太郎博士によって命名されたそう。

博士が発見して自宅に植えて、後で難儀した実体験から名付けたもの。

 

こちらは小さくて地味な花だけれど、たくさん集まって咲くと目を引く。

近づいてよく見ると、かわいい。

だけど、お名前は「ハキダメギク(掃溜菊)」

熱帯アメリカ原産のキク科の帰化植物
こちらも牧野博士の命名。世田谷の掃き溜めで発見したからだそう。

しかし博士、もう少しなんとか・・・

 

ワルナスビの学名は Solanum carolinese
英語だと、Carolina horse nettle、horsenettle 
別名には、Radical weed(トゲトゲ草?)
実の様子から Apple of Sodom(ソドムのリンゴ)Devil's tomato(悪魔のトマト)など

う〜ん、やっぱりあまりいい名前じゃない。

 

ハキダメギクの学名は Galinsoga quadriradiata
英名 Shaggy Soldier (モジャモジャの兵隊)、Hairy galinsoga(毛深いコゴメギク)

全体が軟毛に覆われ、種にも毛が生えているので、こんな名前のよう。
条件が良ければ、4週間ほどの短期間で発芽、開花、結実するそうで、畑の作物の生育を邪魔したり、やっぱり迷惑がられる草のようです。

 

ところで、ジャガイモ、トマト、ピーマンもナス科に属しますが、ナス科は英語では nightshade family
猛毒のベラドンナは Deadly nightshade
なかなかに不吉な感じですね・・・
ナス科は毒のあるものが多いのでこんな呼称なのでしょうか。

 

ちょっと気の毒なお名前の植物2種でした。

石神井公園 早起きは三文の徳

昨夜の天気予報で、今日は暑くなると言っていたので、6時半に家を出て、石神井公園に散歩に行きました。

7時頃ですが、もう結構暑い。

池に張り出した木道を行こうとしたら、いきなり蛇がいたので、うわっとなりました。草むらに入っていくところだったので尾の方しか見えなかったら、まだよかった。

 

前方にサギを見つけました。

「つり禁止」とあるけど、対岸の方はいつも釣り人がいます。対岸はいいのかな?

浮島で休む鳥たち。サギやカルガモと一緒に渡らなかったらしい、オナガガモもいます。

 

三宝寺池側へ行くと、手前の池に白い睡蓮がいっぱい咲いていました。

今日は橋を渡って、時計回りコース。こちらは木が茂っていて日陰が多い道。

ゴイサギでしょうか? 涼し気。

 

雲ひとつなく、太陽光線が降り注いでいます。

昨夜はものすごい風が吹いたからか、枝が折れてしまったようです。

どうも桜みたい。

 

しばらく行って、池沿いの道から高地側へ上がれる道をふと見たら・・・

根本から完全に倒れていました。自然木風に見せているコンクリの柵も粉々に・・・

これはしばらく通行止めですね。

春、池に張り出したテラスにいると、ハラハラと花びらが舞ってきていたけれど、この桜だったのかな・・・

 

日陰の道は爽やかだけれど、太陽光線が強烈すぎて、目がシバシバする・・・

メタセコイアの日陰に入って風が描く水紋を眺めていて、ふと横の茂みを見たら・・・

もう8時近くになっていたけれど、日陰で少し涼しいせいかカラスウリの花がまだ残っていました。

本当に季節が巡るのが早いな〜 じきに紅い実がなる季節になりそう・・・(怖っ)

 

帰り道でも、浮島にサギ

モニュメント「聖衣」の上にも

池の上を風が渡って、草を揺らしていきます。

梅雨が明けたら、毎日のように猛暑日がやってくるのでしょうか・・・

 

一回りしましたが、早出だったので、8時15分過ぎ。さて、どうしようかな・・・

とりあえず駅に行くと、快速がきたので、練馬まで行ったら、豊島園ゆきの乗り換え案内の放送があって、そうだ、時間が合えば映画を見よう・・・と思い立ち、乗り換えホームへ移動中に検索すると9:00から「トップガン マーヴェリック」がありました。

普通ので良かったのだけど、IMAX、2400円! 高っ!と思ったけれど、混んでなかったので、まあ、いいかと。

なかなか面白かったです。こちらでも、ミッション・インポッシブル。「ありえない〜」でもトム・クルーズだものね・・・

しかし、戦争はいやです。こんなのは映画やゲームの中だけでいい。

 

映画が終わっても11:30 。

ちょうどいいタイミングだったので、タッポスト チャオラへ一番乗りで、ピッツァ ランチ。ルッコラのサラダもつけて。久しぶりです。
美味しくいただきました。

すごく有効に時間を使ったぞと満足して家に帰ってきたけど、その後は・・・暑くてうだうだです。夜になったら色々片付けよう・・・