ショックな出来事 石神井公園の木が・・・

今日は手製のサンドイッチを作って、ポカリスエットゼリーを凍らせたのを保冷剤がわりに一緒に持って、真昼間に石神井公園に出かけました。

 

松の風文化公園で、ゆっくりランチをして、三宝寺池に下りて、池の周りを歩き、池に張り出したテラスのところで、池を見渡したら異変が。

 

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中央よりちょっと左寄り、木が茶色くなっている!

 

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明らかに枯れている様子

 

しかもよく見ると二箇所

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先週、夕方散歩した時は緑でした

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気になって、一周してから枯れた木を探して、もう一度回り始めると、ありました。

遊歩道のすぐ近くに赤い紐を巻かれて立っていました。

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下には、しおれて落ちた葉が散乱しています

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テラスから見た時に奥側に少し見えていた木もありました

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こちらもかなり大きな木・・・

 

どんぐりのなる木です

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やはり赤い紐が巻かれていました

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一体何が原因? とネットで調べたところ、奈良県で森林に被害が出ていて、奈良県のホームページに解説がありました。

 

ナラ類やシイ・カシ類の木が枯れる「ナラ枯れ」という被害。

カシノナガキクイムシ(以下カシナガ)という昆虫が「ナラ菌」という病原菌を木の中に運び込むことで起こされる樹木の伝染病。

 

カシナガが、6月上旬に木の幹に穿入し、樹幹内で産卵する際、ナラ菌も持ち込まれ、カシナガが掘った坑道を伝って蔓延し、ナラ菌が感染した部分で細胞が死ぬと、通水機能が阻害され、葉が萎縮・変色しはじめる。

7〜8月頃葉がしおれて茶色に変色し数週間で枯死に至る。

 

木の中で成長、羽化した新成虫は、翌年の6月上旬頃からナラ菌を持って脱出し、健全なナラ類に飛来・穿入を行うことで、被害が拡大する。

 

ナラ枯れの場合、木の幹(地上〜4m程度)にカシナガが穿入した穴があり、木の根元にフラス(カシナガの排泄物と木くずが混じったもの)が溜まっていることが特徴。

 

とあり、まさにこれはなんだろうという木くずが根元にたくさん積もっていました。

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もうこうなっては救いようがないのですね・・・

 

しかもこのまま放置すれば他の健全な木までやられてしまう。

現に、赤い紐が巻かれていないけれど、根元に木くずが溜まっている同種の木が遊歩道ぞいに他にも一本ありました。

 

枯れてしまった木は早々に薬剤で、くん蒸処理するか焼却しないと、新成虫が脱出して被害を広げてしまいます。

 

・・・カシナガは日本の在来種で、ナラ枯れ被害も1930年代、1950年代に記録があるが、一部地域で終息していた。しかし1980年代以降に発生した被害は終息せずに拡大している。

 

とあり、原因は明らかになっていないそうです。

大ショックです。かなりの大木だし伐採するのは困難でその後の処理も費用がかかると思われます。
つい1週間前は緑だったというのに、すでに蝕まれていたのですね・・・

 

松食い虫のことはよく聞いていたけれど、ナラ、シイ、カシ類にもこんな害虫がいるとは。

予防的に薬を注入することも行われるそうですが、費用がかかるようです。
木への予防注射ですね。

 

全く人間界も自然界もどうしたことでしょう?

草木を見て元気をもらおうと思ったのに。

被害が広がらないことを祈るばかりです。

変わり朝顔

小石川植物園の温室3には地植え部分以外に展示コーナーがあります。

先日は、変わり朝顔の展示がしてあり、遺伝子の研究についての解説がありました。

 

理数系の頭ではないので、ゲノムとかトランスポゾンとか言われると、すぐに「無理」となってしまうのですが・・・

 

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普通なら、上の一重のアサガオのように外側から、ガク片、花弁、雄しべ、雌しべの順になりますが、これらは皆、葉が変形した器官です。

 

植物の遺伝子の働き方によって葉が4種類の器官になっていくのですが、その遺伝子の働き方が突然変異によって変わってしまい、雄しべや雌しべを作る遺伝子が働かないと、ガク片と花弁が繰り返し作られ、八重になる。
ガク片を作る遺伝子だけしか働かない場合は、花びらのない地味な花になったりするらしいです。

 

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花弁がないもの

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遺伝子変異により、重力の方向を感知できず、巻きつくことなく垂れ下がる、「枝垂れ朝顔

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変化咲きアサガオは、江戸時代に大流行しました。

しかし、多くの変化咲きアサガオにはタネができないので、どうやって維持していくかは、各家の秘伝とされていたために、遺伝の知識が埋もれてしまったそうです。

 

珍しい花、変わった花は興味深いのですが、やはり最終的にはシンプルに古典的な花がいいな、と思ってしまう。


季節限定フレーバーなんて言われると、つい買っちゃうお菓子とか、やっぱりプレーン、基本の味が好き。

それとこれとは別かな?

東京駅 インターメディアテク

東京駅近くにあるKITTE (旧東京中央郵便局舎)内インターメディアテクの「蘭花百姿」展を見に行きました。

 

インターメディアテクは、日本郵便(株)と東京大学総合研究博物館の協働による入場無料のミュージアムです。

東京大学が1877年の開学以来蓄積してきた学術標本や研究資料などを常設展示しています。

 

そのコレクションは多岐にわたり、解説を読んでも何にどう使うのかわからないような器具とか、動物や鳥の骨、剥製、ホルマリン漬け。植物標本、鉱物や貝類、人体図などなど、一つ一つに来歴、物語がありそうなものが、解説少なめで展示してあります。

学術的な展示だけれど、美的に凝った見せ方で、ビジュアルとしてとても美しい。

 

写真が撮れるのは一部なので、あまりその面白さが伝わらないと思うのですが、規模は全然違うけれど、イギリスの大英博物館や自然史博物館みたいな雰囲気があります。

 

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このドーナツ二つ重ねみたいなものは、静電電圧系の電極
工学部13号館でかつて使用された巨大な高圧放電実験装置の一部

 

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こちらは、東京大学に現存する最古の肖像画

田口和美(1839-1904) 医学部解剖学教室の初代教授

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額縁がすごいですね。

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こんな感じで、ものものしく、いわくありげなものがいろいろ。

標本類を並べた棚やケース、引き出しがたくさんついたキャビネットなどは、帝大時代に実際に使われていたものも多く、重厚なアンティーク。

窓からはクラシックな東京駅と近代的なビルが見えるので、独特な雰囲気。

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このビルの上階には、かつての郵便局長室を再現してあって、そちらも雰囲気があります。

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さらに屋上庭園もあります

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ウッドデッキからの眺めもなかなかのもの

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整然としてジオラマみたい 

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新幹線などが発着する様子が見えます

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蘭花百姿」展

多数の植物画や蘭を飾るのに使用した鉢、蘭の写真葉書、小石川植物園の温室の古写真など、興味深く見ました。

 

明治期には東大理学部や植物園に画工が常駐して、論文や図鑑掲載のための植物画を描いていたそうです。

 

鉢に関しては、「年代・来歴は不明だが、江戸〜幕末期の園芸文化に連なる装飾的な染付や色絵が施された鉢が植物園に伝わっている」とあったので、先日紹介した温室の鉢もそうしたものなのでしょう。

 

ミュージアムは、建物の2階と3階部分にありますが、上階の方では、「牧野日本植物図鑑」の図を分担して描いた山田壽雄の植物画の特別展示もやっています。

40点ほどの絵が棚の中に並ぶ、すてきな展示になっています。

 

東京駅からすぐの場所。タイムスリップしたような独特な異空間の雰囲気が味わえるので、おすすめです。

夏空

何となく閉塞感。スッキリしない近頃は植物依存症に拍車がかかって、隙あらば草を見に行きたくなってしまう。

 

植物園で、先日も飽きることなく、植物を撮りまくっていましたが、後で見たら空がきれい。

青い空に白い雲。夏空っていいですね・・・

 

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楠の巨木

 

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ハリギリ

 

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アッサム茶

 

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タラヨウ(葉書の木)

 

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ブラジルマツ

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エンジュ

 

ふと啄木の歌が思い出されました。

 

不来方のお城の草に寝ころびて 空に吸はれし 十五の心」

 

夏空が屈託を吸い取ってくれる。

小石川植物園28

温室の植物3
オオシマコバンノキのWin-Win?関係

小石川植物園に新しくできた温室の中心部、温室3です。
ここだけ、植物が地植えになっています。

正面入り口を入ったところが温室3になります。

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左端はヒスイカズラ翡翠葛)ですが、移植されてから、まだ花は咲いたことがないそうです。人工的な感じがする爪型の青緑色の花がフジのように房になって咲きます。

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その隣が、オオシマコバンノキ

コミカンソウ科の植物です。この頃よく道端で、ナガエコミカンソウを見かけるようになりました。(温暖化のせい?)
ナガエコミカンソウは、大きくなっても、せいぜい草丈は80cmくらいですが、こちらは2メートルほど。

 

オオシマコバンノキ

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ナガエコミカンソウは、播磨坂上の横断歩道付近や石神井川の土手にも生えていましたが、温室内でも他の鉢にちゃっかり生えていました。
手前の鉢の名札の前にいます。


サイズはだいぶ違うけれど雰囲気が似ています。

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温室の解説板(要約)によると

植物が鬱蒼と生い茂る熱帯の森では、大きく色鮮やかな花で目を引く植物がある一方で、地味で目立たない花をつけ、昆虫と特別な関係を結ぶことで受粉を果たしている植物があります。
そうした植物の花粉を運ぶ昆虫を導入し、共生関係を温室内で再現する展示を試みています。

 

オオシマコバンノキの花は、幼虫がこの植物の種子を食べて育つハナホソガというガによってのみ花粉が運ばれていることが近年の研究でわかりました。

このガは、花に卵を産みつける際、幼虫が確実に種子を食べられるように、口吻を使って自ら花粉を集め、雌花の柱頭に授粉するという特別な行動をします。

 

1匹の幼虫は、果実の中の一部の種子のみを食べて育つので、食べ残された種子で植物も繁栄できる。このようにお互いの存在なしには繁殖できないほど依存しあった関係を絶対送粉共生と呼びます。

 

世界中でコミカンソウ科のおよそ500種が、それぞれ異なる特定のハナホソガと共生関係を結んでいます。

 

現在、温室内でハナホソガを飼育中なので、今後、展示しているオオシマコバンノキが実を結ぶことを願っています。

 

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願い、かなってます!

 

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ハナホソガ 小さい! オスメスの違いがわからない。

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しかし、すごいですね、「絶対送粉共生」 

植物と昆虫におけるWin-Win関係と言えるでしょうか。

 

この地植え部分には、他にワダンノキ、オオハマギキョウ、ビワバアオキ、グネモンノキなど珍しい草木が植えられています。

 

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 おしまい

小石川植物園27

温室の植物2

先日温室1の植物を紹介しましたが、今日は温室3を除く2〜6の温室の中で目についた植物を紹介します。

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温室5には小笠原諸島の植物が置かれています。

こちらは、ムニンノボタン

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名前の頭にムニンがつく植物が色々あるのですが、江戸初期に小笠原諸島が発見された時、無人島だったからだそうです。

このムニンノボタンは小笠原諸島父島にだけ生育する絶滅危惧の植物です。

発芽時には日陰と湿潤が必要で、成長すると日照が必要となるという、なかなか気難しいお方。

 

こちらはムニンツツジ

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環境省のデータによると、父島の躑躅山に1株生育しているだけとあります。

全世界に自生しているのはたったの1株!

 

植物園ではこうした絶滅危惧種の植物を育成し、生息地に植え戻しを行っています。

 

温室2は、世界の有用植物

温室4は、日本および東アジアの熱帯植物

が中心の展示。

 

オハグロノキ

マレーシアでは、この材からとれるタールで歯を黒く染めたそうです。

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ナポレオンノキ

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ガリバナ科ナポレオンノキ属の常緑低木

複雑な花の形が、なんだか勲章っぽい。
フランスの博物学者ポーヴォア(1752-1820)が皇帝ナポレオン1世に献名し、Napoleonaea imperialis と命名。西アフリカに固有で、17種が知られ、現地では、果実や樹皮が食用や香料として利用される有用植物。

 

ガリバナ 

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咲き進んだ様子

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 花は夜間に開き、香りを放つ。一つ一つの花は一夜限りと短命で、開花翌日の午前にはめしべを残して散ります。

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散ったばかりの花が落ちていました。繊細できれい。

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鉢に挿された札には、「微妙な匂い」とあります。

もう香りは薄れていたと思いますが、嗅いでみると、なんというか青臭い系でない、植物の匂い。いい匂いというわけでもないけれど、嫌な匂いというほどでもない。

西表島の自生地では散った花が川面に浮く様子が見られ、開花期にカヌーによる観光ツアーも行われるとか。ロマンチックですね。

 

花が巨大で、嫌な匂いがするので有名なショクダイオオコンニャクもあります。

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小石川植物園でも咲いたことがあって、開花時は大変な混みようだったそう。

生息地のスマトラ島では、異様な姿の上に腐敗臭がするので「死体花」と言われて嫌われ、開花前に切られることも。

開花しきると肉穂から湯気が出て発熱しながら臭いを放つそう。怖い・・・

余談だけれど、Amazonのシアトル本社にはThe Spheresという巨大なガラスドームの植物園のようなオフィスがあって、そこでも開花させたそうです。夜の開花だからいいけど、昼だったら臭くて仕事にならないですね。

 

温室6はランが主な展示です。

コチョウラン

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ニュウメンラン(入面蘭 イリオモテラン)

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食虫植物も

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一つ一つ見ているとすぐ時間が経ってしまいます。

温室は、室内というイメージで帽子を被らずにいたら、いつの間にか頭が熱くなっていて熱中症になりそう。

冷温室前のベンチで一休み。水分をたくさんとって、播磨坂下のパン屋さんブクタン・ブーランジュリーの木曜日限定のパン、ゴルゴンゾーラチーズと蜂蜜のパンをいただきました。

クルミ入り。美味しいです。

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ベンチにカエデの木陰ができて涼しい。いい風が吹き抜けていきます。

温室の右手にニュートンのリンゴとメンデルのブドウがあります。

リンゴはあまり大きくなっていませんでしたが、ブドウは大きくなっていました。

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そういえば、植物園の梅、気づいたら全部なくなっていたので、収穫したのかな?
園内の売店で、前に銀杏、カリン、梅の飴を売っていて、原料は植物園のものだとありました。

今度また売店を覗いてみよう。

 

長くなりました。お付き合いいただき、ありがとうございます。

アサガオの話

以前、下の階の人が育てたアサガオが、マンションの周囲に植栽してある木に巻きついて、上へ上へと巻き上がり、とうとう我が家のベランダの柵にまで到達したことがありました。

 

普段あまり使わない方のベランダなので、ある朝、風を通すのに扉を開けたら、ベランダの柵に空色のアサガオが咲いていて、びっくりしました。

 

爽やかでいい色で、これは毎朝楽しみだ、と喜んでいたのですが、翌朝扉を開けたら、アサガオのつるがぐったりと柵に絡んだまま萎れていました。

 

下の階の人が、アサガオが他所の人の家にまで伸びて、花を咲かせているのに気づいて、慌てて、下の方で茎を切ってしまったようです。木に絡んでいた部分も萎れていました。

 全然迷惑じゃないのに、とひどく残念でした。

 

秋になって、ベランダを掃除している時に、何気なく木を見たら、あの萎れていたツルがまだ絡まっていて、なんと種ができていました。

手を伸ばしていくつか採取したところ、種はさすがに小さかったのですが、しっかりしていたので、翌年蒔いてみたところ、ちゃんと開花しました。

 

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少し蒔くのが遅れたせいもあるのか花が小ぶりですが、それもまたかわいい。

以来、また咲かせたいな、と思うのですが、支柱が必要なアサガオはちょっと場所も必要なので、迷っているうちに蒔き損ねています。